米国VI

米国VIは買っちゃダメ??

 どれほど投資スキルが低くても高確率で利益を出せる投資先それが米国VIです。しかし、多くの場合、買いから入ると残念ながら高確率で損失を出してしまいます。しかし、米国VIのチャートを見る限りでは買いから入っても利益が出せそうですよね?実はこれコンタンゴによる影響で価格調整額を支払う側になる場合が多いから損してしまうんです。それでも買って儲けたいというそこのアナタ。この記事ではそんな変わった思考を持った方には最適です。

米国VIのおさらい

この記事をcheckしている人の多くは既に米国VIの知識が少なからずあるのではないでしょうか?「いやいや米国VIってなんぞや?」という方は、下記リンクから米国VIについて知識を取得してください。きっとあなたの人生をプラスに変えてくれること間違いなしです。

話が完全に脱線しない内に本題へと移ります。米国VIっていうのは機関投資家達がリスクヘッジとしてプットオプションを大量に買い込んだクズ箱の様なものです。オプションは有効期間が必ず付いているのでいずれ溜まったクズは消化されます。消化されるということは無くなる。下落するということ。

プットオプション、コールオプションは先物オプション取引に関連することですが正直、米国VIを取引きするにあたってオプションを勉強する必要性は全くありません。スマートフォンを手に取ってどうしても内部まで見たいというくらい変わっていることです。ですので今、オプション取引の知識が無い方は無理に勉強しなくても大丈夫です。

値動きに規則性がある。

これはVIX指数を1990年代から2019年迄をチャートにしたものです。このチャートの特徴から分かることは1)底値が安定していること、2)時々大きく上に突出していること、の2つが考えられます。

つまり最初はこう考えるわけです。「底値で買って、突出したタイミングで決済しよう。」しかしこれをやってしまうと結果、損失で終わる可能性の方が高いです。ではその理由を見ていきましょう。

価格調整額がある

上記チャートからは分かりませんが、米国VIには価格調整額というものがあります。これは文字通り、「毎月の価格を調整する際に発生する損益を配当授受という形で±0にしましょう。」というものです。

例えば米国VIを12ドルで買いました。価格調整が入るとこれが15ドルに上昇しました。3ドルの評価益が発生しますが、この3ドルの評価益を埋める為に口座から3ドルが徴収されます。これで±0になります。

いいですか?3ドルの(評価)利益なんですが、3ドルの支払いがあるんです。

注目して欲しいのは(評価)利益ということ。評価損益は幻想です。確定して初めて損益に変わるもの。その後、下落した場合、3ドルの評価益は消えて3ドルの支払いだけが残ることになります。

コンタンゴが強い

米国VIはコンタンゴがとても高く90%前後あります。コンタンゴっていうのは簡単に言うと下落する力の割合です。つまり常に下へ価格が引っ張られているんです。ですので価格調整が入って上に上昇しても直ぐに下落へと引っ張られてしまう。

このことから米国VIを買っても価格調整の支払いだけが残ってしまい損失してしまう。という訳です。

それでも買ってみたい?

私は損失すると思うのでお金をドブに捨てる様な行為はとりません。「実際にやってみた」をやりたかったですが、あまりにも勝算が低いので出来ませんでした。ここまで言っても、どうしても買ってみたい方はS&P500の価格に注目して暴落すると感じたら暴落する前に米国VIを買うことです。

暴落した後では米国VIは既に上昇していて遅いので、暴落する前に買うんです。

でもS&P500が暴落することを事前に分かっていたら先物で売った方が利益も大きいですし、損失も抑えられると思いますが・・・。

結論

ということで、やっぱり米国VIを買うのはオススメしません。

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