米国VI

米国VIが上昇する理由

通常米国VIは10~14ドル近辺で変動し突如として大きく上昇する特徴があります。そこで大きく上昇したタイミングで空売り(BIDを選択)して下落した段階で決済すれば利益を獲得することが出来る投資法が一部の投資家の間で流行っています。

リーマンショック時に72.60ドルまで上昇したように毎度その上昇の上限は誰にも分からないものです。でも上昇する理由が分かれば売買タイミングの目安になるしロスカットラインの設定にも役立ちます。

私は上昇する理由を意識してから米国VIで損したことが1度もありません!

  1. VIX派生の金融商品
  2. VIXが上昇する理由=米国VIが上昇する理由
  3. プットコールレシオ
  4. 日本版プットコールレシオではない
  5. 目安は1.3~1.5前後
  6. 取引できる証券会社
  7. 最後に

VIX派生の金融商品

米国VIは昔からある金融商品ではありません。VIXと呼ばれる指数を取引できるように商品化したものが米国VIです。VIXはVolatility Indexの略でシカゴ・オプション取引所(Chicago Board Option Exchange = CBOE )で取引されているS&P500を対象としたオプション取引の取引高に応じて変動する指数です。

S&P500とは?買い放置で儲かる?その投資方法を徹底解説しました!

△こちらが投資(取引)できる金融商品の米国VIを日足チャートで表示したものです。

△こっちが投資(取引)できないただの指数です。

下の写真を商品化したものが上です。米国VIのチャートをリアルタイムでしっかり見ようとすると証券会社の口座が必要になってきますがVIXのチャートはYahoo! Financeから見ることが出来ます。当然、英語版ですが難解な英語を読む場所は無いのでご安心ください。

VIXチャートはこちら

VIXが上昇する理由=米国VIが上昇する理由

既に上で説明していますが米国VIが上昇する理由はVIXが上昇するからです。VIXは別名「恐怖指数」と呼ばれていてNY経済(その中のS&P500)が下落すると投資家が不安に思うと上昇します。

海外のオプショントレーダーはS&P500が下落しそうな時にプットオプションを大量に購入していきます。私の感覚で申し訳ないですが買いのポジション500万円に対して1~2枚のプットオプションを買うイメージを持っています。プットオプションをまだ知らない方は下のリンクから勉強しておくことを強くオススメします。とても大事なものです!

プットオプションとは?1から徹底解説しました!

プットオプションは株価が下落したときに利益を獲得する金融商品なのでこれが大量に買われるということは投資家がそろそろ株価が下落すると思っていることに繋がります。これが恐怖指数と呼ばれる所以(ゆえん)です。

プットコールレシオ

最後にプットオプションがどれだけ買われているかを確認できる方法をご紹介します。プットコールレシオという指標があります。プットオプションの建玉残高をコールオプションの建玉残高で割って算出する指標です。

※コールオプション(買う権利、プットとは反対のオプションのこと)

コールオプションの建玉残高が増えれば増えるほどプットコールレシオの数値は下落します。数値が下落するということは今後、原資産(株価)が上昇すると思う投資家が多いことを意味しています。

逆にプットオプションの建玉残高が増えれば増えるほどプットコールレシオの数値は上昇します。数値が上昇する場合、原資産(株価)が下落すると思う投資家が多いことを表しています。

日本版プットコールレシオではない

「プットコールレシオ」と検索すれば指標を確認することが出来ますがカタカナで検索すると日本のプットコールレシオが出てきます。米国VIは文字通りアメリカなので米国版プットコールレシオを見る必要があり、その対象物はS&P500である必要があります。私が確認している海外のサイトを張り付けておきます。

SPX put call ratio chart

こちらの写真はSPX Put/Call Ratioの直近3ヵ月を切り取ったものですがカーソルを合わせている位置の日付がJanuary(Jan.)23’19(2019年1月23日)となっているのが確認できます。1月17日から徐々に上昇しており22日からの1日間で急激に上昇しています。この時のVIXチャートを確認してみると↓

こちらも大きく上昇していることが分かります。赤の矢印で示した日付を確認してみると同じ1月23日になっていることが分かります。プットコールレシオもVIXもその後大きく下落しており連動性があることが伺えます。

目安は1.3~1.5前後

プットコールレシオの数値目安は1.3から1.5前後です。1を切ることは珍しくまた2を超えることも多くはありません。ですので1を切ったら米国VIを購入するのも運用手段の1つとして活用できそうです。

2016年12月13日の米国版プットコールレシオの数値は0.81でした。米国VIの数値は同日で13.15ドル~13.69ドルで推移していましたがこの2日後に米国VIは15.03ドル~15.39ドルまで上昇しています。

米国VIはコンタンゴ率が高いので買い保有は期間が増せば増すほどリスクが増えるので中長期的な目線ではオススメできませんが短期的な売買であれば米国版プットコールレシオの数値が1を切った際に米国VIを買うのもアリだと思います。

コンタンゴを知ってCFD取引を有効に進めよう

△基本は売りで攻めるのが米国VIのスタイルです。

取引できる証券会社

米国VIを取引するにはCFD口座が必要です。CFD口座を取扱う証券会社は多いものの米国VIを取扱う証券会社は少なく現時点では国内にはGMOクリック証券、海外ではSaxo Bankの2択となっています。

Saxo Bankは東京に支社があるので日本語で取引が可能ですが手数料が発生します。GMOクリック証券は手数料無料でサービスを行っていることから米国VIに投資する個人投資家の多くはGMOクリック証券を使っています。

詳しくは公式サイトよりご確認ください。

GMOクリック証券 CFD口座

SAXO BANK公式サイト

GMOクリック証券のCFD取引が手数料無料な理由とは?

最後に

米国VIを取引するには英語が必要の様に感じますが実際そんなことは無く取引に英語は必要ありません。VIXチャートやプットコールレシオの数値確認も本記事で紹介したリンクよりアクセスすれば確認できますし、数値を見るだけで十分なので他に操作する必要もありません。

私は米国VIに投資して損失で終わったことはありません。難しい投資ではないのに大きな利益を獲得することが出来る魅力のある金融商品です。是非その魅力を体感してみてください。尚、不明な点があればお問い合わせフォームよりご連絡いただければ頂いた質問内容を本記事の最下部にて返事を書かせていただきます。

またBuzzBullは名古屋市中区にオフィスを構えておりますので、対面でPCを使ってその場で解説も可能です。※要予約、全て無料

合わせて読みたい