マーケット,企業情報

ソフトバンク社の税金逃れ

imjanuaryによるPixabayからの画像

BuzzBull Report好評配信中!!!!

毎月特定の銘柄を掲載した運用レポートを無料で配信しています。運用レポートには銘柄名の他、注文価格や想定利益、更には取引方法まで画像付きで詳しく解説しています!初心者でも誰でも簡単に資産運用が可能です!是非お試しください!

>>> マンガで見る!BuzzBull Reportってなに?

>>> BuzzBull Report – 過去の運用成績一覧

>>> BuzzBull Report掲載銘柄の取引方法について

脱税ってホント??

決算シーズンになると毎年と言っていい程見るのが「ソフトバンクの税金逃れ」です。特に賑わいを見せたのは、2018年3月期の決算でソフトバンクグループの純利益が1兆円以上あったにも関わらず、納税した法人税が0円。これに多くのユーザーがネット上で議論したのです。

結論から言うともちろん脱税ではありません。しっかりとした方法(合法)で納税を回避しているのです。しかし本来であれば数千億円の税金を納めている純利益額ですので、税金が家計を圧迫している方達からすれば腑に落ちない部分もあると思います。

先ほど友人から『ソフトバンクって国絡みで脱税してるんでしょ?』と質問を受けたので記事に纏めようと思いました。(↑そんな訳ないでしょう・・・。)

2018年法人税0円ファイル

先ほどの例を詳しく見ていきましょう。ソフトバンク社は2018年3月期決算で売上高が9兆1,587億円、純利益が1兆390億円ありました。しかしソフトバンク社は2016年に買収したイギリスのARM社の株式を一部、自社のソフトバンク・ビジョン・ファンドに移管し約1兆4,000億円の欠損金を計上したことで税務上の赤字とし、法人税の納税を免れたのです。

赤字企業は法人税を納税しなくても良いです。なぜなら法人税は利益から納税する税金だからです。

ただソフトバンクはこの年の時点で過去最高成績だったことから、反感を買ったものと思われます。

2020年1兆3,500億円の赤字

つい先ほど、ソフトバンク社は2020年3月期の連結営業損益が1兆3,500億円の赤字見通しを発表しました。これによって再びネット上では”またか”と言った声が漏れました。しかしこれは純粋な赤字だと思っています。

新型コロナウィルスの影響でソフトバンク・ビジョン・ファンド(SoftBank Vision Fund = 通称:SVF)が大きく傾きました。皆様もご存知の通り、SVFのみならず、世界中のマーケットが大きな打撃を受けていますから例外ではありません。

また記憶に新しいのがWeWorkの一件です。ソフトバンクグループは2019年10月に世界中でシェアオフィスを展開しているThe We Companyと締結。同社の株式30億USドル(約3,200億円)のTOB(公開買付)を締結していました。しかし2020年3月にTOBを撤回すると表明し、同社から提訴されています。

>>> ソフトバンクグループのIR情報

しかし新型コロナウィルスは後データに過ぎず、元々は投資事業の失敗からくる巨大損失が原因。巨大ファンドが故に、投資先の選定が振れたのかもしれません。

孫正義社長は最大4兆5,000億円の資産売却や2兆円の自己株式取得で損失補填に奔走していますが、更なる追い打ちが心配です。これ以上の損失はソフトバンクグループにとって歴史的な痛手となるでしょう。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/search/chart.html?ric=9984.T

ただ直近1年間のソフトバンクグループ株も大きく下落していますが、同社は敏腕社長の孫正義氏が経営する巨大グループ企業。新型コロナウィルスの大ダメージを逆手にとって来年は大きく飛躍する可能性は多いにあるでしょう。

そんな窮地に立たされているソフトバンクグループの社長、孫正義氏ですがマスク100万枚を医療機関や介護施設などに寄付されています。本当に素晴らしい行動だなと感銘を受けました。

ソフトバンクグループは2018年の法人税納税問題もあって、何かと叩かれやすい存在ではありますが、筆者としては大好きな企業でもあります。今後の更なる活躍に期待したいですね!

合わせて読みたい