ストーリー

【第8章】ザ・マネー

この章ではATM、ITM、OTMについて学習するよ!

これまでもちょくちょく登場してたね。深くは追求しなかったけど

基本的な語句として紹介しようと思ったんだけど、これはかなり重要なものだから紹介しておきたいんだ。

でも英語ってだいたい難しいんだよね

横文字だからといって苦手意識を持たないでほしい。これはかなり重要だけど、とっても簡単だから今回の章はサクッと終わるよ

どういうものなの?

現時点におけるオプションの状態を権利行使価格のみで判断したものだよ!「なんのこっちゃ」って思うだろうから、まずは先に進んでみよう

オプションの状態かぁ、なるほどぉ・・・(なんのこっちゃ)

アット・ザ・マネー( At The Money )

アルファベットを省略して、ATMと呼ばれているよ。ATMはパソコン版とスマホアプリの両方の取引画面でも登場しているね

私は最初、銀行やコンビニに置いてある方かと思ったよ・・・

表示名が同じだからね。知らないと勘違いする人は多いよ(笑)

ATMはいま現在においてオプションの権利行使価格が意味を持たない状態のことを指しているんだ

例えば、日経平均株価が現在19,375円の時に、19,375円で買えるコールオプションがその状態にあると言える。普通に市場で19,375円で取引できるのにわざわざプレミアムを支払ってまで19,375円で買えるコールオプションを買う人はいないよね?プレミアム分が損になってしまうからね。

例えるならコンビニの商品棚に100円で商品が売られている横で知らない人から同じ商品を105円で買わないか?と言われているようなものだよ。

それ絶対買わないやつ・・・

そのオプションは将来的にはITMに変わる可能性もあるし、OTMに変わる可能性もある。でも現時点に置き換えたら市場価格と大差が無いものはATMになるんだよ

現時点で無価値のオプションがATMなんだね

イン・ザ・マネー( In The Money )

今度はIn the money略してITMについて説明しよう

ITMは、現時点で価値を有している状態にあるオプションを指しているんだ。

例えば、現在の日経平均株価が19,375円の時に、19,000円で買えるコールオプションは375円以上の価値を持っていることになるよね?

19,375円のモノを19,000円で買えるもんね!

そう。こういう状態のオプションをITMと呼ぶんだ。

じゃあ、オプションを買う場合は、ITM状態にあるオプションを買えばいいんだね!

いや、そうとは限らないんだ。ITM状態にあるオプションはプレミアムの値段が高いからプレミアムの値段を考慮するとすぐに使っても損失となる場合がほとんどだよ

あ、最初に話していた権利行使価格のみで判断した場合っていうのはこういうことなんだね

アウト・オブ・ザ・マネー( Out of The Money )

最後にOTMについて説明するよ

これもよく登場してたね

うん。OTMとは現時点で権利行使価格がマイナス状態にあるモノのことを言うんだよ。

現実性が無くて例えが難しいけれど、2万円で売られている商品があるとする。チケットと一緒にこの商品をレジに持っていくと3万円を請求されてしまうようなものだよ

え~、そんなのチケット要らないじゃない

当然そうさ。わざわざ市場価格よりも高い値段で買う人はいない。そんな効力を持ったオプションのことをOTMというんだ。

日経平均株価が20,000円の時に、20,500円のコールオプションはOTMってことだね

そう。OTMのプレミアムの値段は安い場合が多い。時間的価値が少ない場合は更に安くなるよ

ん??時間的価値???

そうか。まだ時間的価値について未学習だったね!じゃあ次の章では時間的価値について学習しよう!

【第9章】先物オプション取引の時間的価値

【第7章】先物オプション取引トレード方法(スマホアプリ版)

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