【第6章】先物オプション取引トレード方法(PC版)


実は第5章までの内容でもう取引できる知識は持っているよ

え?もう取引できるの??

もちろんまだまだ知らないといけない情報はあるけど、取引に必要な最低限の知識はもうあるよ!第8章以降では更に取引に必要な知識やテクニックを学んでいくよ

売り方は無限大に損失する可能性があるってことだよね

うん。BuzzBullでは先物オプション取引の個別銘柄を定期的に配信しているんだ。それを見て取引ができる様にこの章ではSBI証券で先物オプション取引をする方法を紹介するよ
※個別銘柄情報を見るには無料会員登録が必要です。
PC版


ログインすると上記画像の様なページが出てくるから、右下にあるお取引・口座開設の欄にある先物・オプションの【取引】ボタンをクリックしよう。

上から4つ目にあるオレンジ色のボタンのことだね


取引ボタンをクリックすると、ページが切り替わってこの様な画面になるよ。次に最上部にある取引(ホーム項目の隣)をクリックして、オプション新規注文を選択しよう。


オプション新規注文ボタンをクリックすると、この様な画面になるよ!取引ボタンだけだと先物注文画面になってしまうから、青色ペンで囲った部分がオプション新規注文となっていることをしっかりと確認しよう

オプション新規注文の表記は、口座番号の下にあるね


左上にある商品項目の日経225オプションを選択しよう。TOPIXとJPX日経400も慣れたら挑戦してみよう。気配板を見るだけでもいいと思うよ

限月項目では期日(満期日)がいつのオプションかを選択することが出来る。上記画像では2019年1月のSQ日になっているね。「〇限月」となっているのがMonthlyオプションで月単位の市場予想、「〇月〇週限」となっているのがWeeklyオプションで週単位の市場予想だよ!月単位のMonthlyオプションは決まって第2週目のことなんだ

SQ日が毎月第2週目の金曜日だっけ

その通り!

限月の隣では、コールかプットを選択する項目がある。言うまでもないけど、コールがコールオプションで、プットがプットオプションを指しているよ

そして限月の下の項目が権利行使価格。原資産の基準値となる価格をいくらに設定するかを決める項目だよ。最初の値には必ず後ろに(ATM)が付いているね。OTMやITMは表記が無いから注意しよう。


次に選択するのは執行条件だよ

うわぁ・・選択するものが色々あってややこしいなあ・・・。

まずOCOやIFDといったタグがあるけど、これについてまとめた記事が株式情報にあるからチェックしてみてね

先物オプション取引だけに使用されるものじゃ無いんだね

うん。OCO注文やIFD注文はFXでは馴染みのある注文方法なんだけど、株ではあまり見かけないからね。株式投資経験のみの人がOCOやIFDのタグを見ると困惑してしまうかもしれない。でもこれはとっても便利な機能だから覚えておくといいよ
取引区分

これはオプションを買うのか?売るのか?を選択する項目だね。これが何か迷う人は少ないと思うけど・・・。
J-NETクロス指定

これはSBI証券独自のサービスなんだけど、有利な価格で注文が約定する可能性が出るものなんだ。

有利な価格ってどういうこと?

SBI証券の投資家とSBIジャパンネクスト証券の投資家の注文をつなぎ合わせることでSBI系列での取引とするんだ。だから約定した場合、通常よりも手数料が安くなるんだ。

J-NETクロスが成功しなくても通常の取引と何ら変わりがないから優先するにチェックを打ったままでいいよ!
執行条件


これはとても種類があるね。1つずつ見ていこう
指値
株式投資でもお馴染みの指値。値段を指定して注文することが出来る。
指値(FOK)
指定した値段に複数枚の注文を出すときに全て約定させるか、全て約定できない場合は全ての注文がキャンセルされる注文方法。あまり有効な使い道は無いと思われる。
指値(FAK)
指定した値段に複数枚の注文を出して、一部が約定して余った注文だけがキャンセルされるもの。こちらの方が使い勝手が良いと思われる。
成行(FOK)
値段指定せずに複数枚の注文を出すときに全て約定させるか、全て約定できない場合は全ての注文がキャンセルされる注文方法。成行の場合だと有効な手段として使用できそう。
成行(FAK)
値段指定せずに複数枚の注文を出して、一部が約定して余った注文だけがキャンセルされるもの。こちらの方も使い勝手が良い。成行で複数枚の注文を出すのならFAKを選びたいところ。
最良指値
あまり使用する機会はないと思います。最良指値は価格を指定しない注文方法。成行と似ていますが、少し異なります。そして最良指値で注文するくらいなら成行で注文を出してしまってもいいと思います。
最良指値(FOK)
複数枚の注文を出したときに全ておなじ金額でなければ注文をキャンセルするもの。
最良指値(FAK)
複数枚の注文を出したときに一部約定しなかった注文は失効(キャンセル)されます。最良指値(FOK)に比べると、こっちの方が使い勝手は良いですね。
逆指値
セーフティーバーを設定することが出来る注文方法です。「〇〇円になったら、〇〇円で発注する」というセット注文をすることで自分の手が離れているときに価格が急変しても対応してくれる注文方法です。逆指値は非常にオススメです。
最大指値
買い注文の場合、値幅制限の上限一杯値で指定して発注するもの。売り注文の場合は、値幅制限の下限一杯値に指定して発注するものです。これも使用する機会はほぼ無いでしょう。
引成
取引時間終了時(終値)を指定して売買するものです。

個人的には成行(FAK)もしくは通常指値で自分の好きな値段で売買すればいいと思うよ
価格
これは右隣の値段を見て指定すればいい。成行の場合は価格は指定できないから注意が必要です。
数量
何枚注文するかが選択できます。1単位のことを1枚と呼ぶ、
有効期限
注文の失効期限を設定することが出来る。指値の場合、いつまで経っても約定しない場合があるから期間設定は重要。当然、成行の場合は当セッションのみとなる。

ここまで全て入力し終わったら、最後下の取引パスワードを入力して注文確認ボタンをクリックすれば注文が完了するよ!

うへぇ~~、大変だ・・

大変なことは無いよ!慣れてしまえばこれらの入力は30秒もあれば完結できてしまうよ

次の章ではスマホアプリから注文する方法を紹介するね!

スマホアプリがあれば外出先でも気軽に売買できるね!