ストーリー

【第3章】オプショントレードは権利を売買する

それではこの章からオプショントレードの基礎に入っていくよ!

よーし!がんばるぞ~~

オプションは、コールオプションと呼ばれる買う権利とプットオプションと呼ばれる売る権利を売買する取引なんだ。

権利?株とは違うの?何だか難しそうだなあ

株とは違うけど、株よりもシンプルだから難しく考える必要はないよ

コールオプション = 買う権利

コールオプションというのは、「あるモノ」を、「特定された日時」に、「特定された価格」で「買う権利」なんだ。分かりやすく実際に使われている日経225オプションで考えてみるよ!

日経225オプションは実際に先物オプション取引市場で売買されているんだね

これは日経平均株価を2019年1月11日に20,125円の価格で買うことが出来る権利が385円で売られているんだよ

あっ!あるモノは「日経平均株価」のことで、特定された日時は「2019年1月11日」、そして特定された価格は「385円」っていうことだね!?

そうそう、そういうこと

仮にこれを買ったとして、2019年1月11日の時点で日経平均株価が21,000円になったらどうなると思う?

えっと・・・、日経平均株価を20,125円で買えるわけだから、20,125円で買ってすぐに売れば875円の利益ってことかな?

そうそう、でもこのコールオプションを買うときに385円を支払っているから875円から385円を引いた490円が純利益になるよ

ちなみに単位は1,000倍だから490円は49万円の利益ということだよ!

これは第2章でもやってたね!

うん、でも第2章ではショートストラングルについて学んだね!それじゃあ今度はコールオプションを売った場合について同じ条件で見てみよう

コールオプションの売り

さっき買ったコールオプションを売るってこと?

そうじゃないんだ。コールオプションを持っていなくても売ることが出来るんだよ。株の空売りと同じ感覚で大丈夫。でも空売りと違って証券会社から借りてくるわけじゃないけどね

うーん・・。難しいなあ・・・。

ここは難しく考える必要はないよ!株の空売りと同じ感覚!これだけ意識してしまえば問題ないよ

株の空売りと同じ感覚ね!オーケー!

コールオプション(買う権利)を売る”ことについて詳しくはこちらをご覧ください!

今度はコールオプションを売る側の立場になって考えてみるよ!少し先の2019年1月11日の時点では日経平均株価は20,125円よりも下落していると考える場合に、コールオプションを売るんだ

いまが2018年12月24日だから、約3週間後の日経平均株価が現時点よりも下落していると思う場合に有効なんだね

うん、海外経済や政治に不安要素が多いときや株価が高騰しすぎて過熱感が出ているときとかには有効な手段だね

これって385円(385,000円)で売れるってこと?

そうだよ。オプションを売ると瞬時にお金がもらえるんだ。でもその利益は幻想利益で即座に出金できるものじゃないから注意が必要だよ

幻想利益???

オプションを売れば12月24日のその日に利益は出るけど、有効期限である1月11日を迎えないと結果は分からないからね。1月11日を迎えた時点で残ったものが確定利益だよ

さっきと同じ例を使ってみよう。日経平均株価が21,000円になった場合、このコールオプションを売った人は875円(875,000円)を支払う必要があるね。でも最初に385円(385,000円)の幻想利益を貰っているから差引き490円(490,000円)が損失ということだよ

なるほど。結局買うのと売るのはどっちがいいんだろう?

相場によって変わるけど、オプションを買うよりも売った時の方が利益になる確率は圧倒的に高くて一説には90%以上とも言われているんだよ

え?じゃあオプションは売った方が儲かるね!

そうとも限らないんだ。オプションを買ったときに得られる利益はオプションを売ったときに得られる利益の何倍、何十倍にもなるから結局は両者どっこいどっこいになるんだよ

うーん。じゃあオプションって結局は儲からないんだね

それも違うね。実際にオプション取引だけで生計を立てている人も少なくないし、金融機関の運用部やヘッジファンドでもオプション取引が採用されている背景を見ればその可能性はとてつもなく高いことが分かる

なるほど~

後半の章では利益の取り方を具体的に説明していくから楽しみにしててね!まずはオプション取引の知識を吸収して欲しいんだ。

次の章では買い方と売り方の注意点を説明するよ!

がんばるぞ~

【第4章】コールオプションの属性と説明

【第2章】株価が上昇するか下落するか分からなくても利益が出せる

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