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周りに差を付けることが出来る投資に対する考え方

日本人と欧米人は投資に対する意識が全く違います。 それはNYダウ(アメリカを代表する株価指数のこと)の値動きと、日経平均株価(日本を代表する株価指数のこと)の値動きを比較すればその違いは顕著に表れています。これから投資を勉強しようと考えている方は先ずは欧米人の考え方を真似してみてください。きっと周りに差をつけられるはずです。

1.投資スタンスが違う

日本人の場合

株を買うにしても商品先物を買うにしても少しでも評価利益が出ると損失が嫌だからと売り払ってしまう方が多いです。一方で評価損失の場合は多少出ても「きっと反発して利益に変わるだろう。」と思って中々売れず、大きく含み損を抱えてしまうケースも多いんです。つまり短期決戦型であると言えます。

欧米人の場合

株や先物、ファンド(投資信託)を買ったらとにかく放置です。多少の評価損益は無視して「放っておこう。そのうち上昇するでしょ?」というスタンスです。事実、NYダウの価格は年々増加しており正に右肩上がりの上昇を見せているのです。この事から分かるのが長期決戦型だということです。

NYダウ(CFD) 期間:2009/04/27~2019/07/15(週足)

証券会社や銀行といった金融機関的には短期売買の方が収益は良いでしょう。彼等の利益は売買手数料がメインですから。しかしその売買手数料は言わずもがな投資家が支払うお金。塵も積もれば山となるので、手数料はよく確認しましょう。

欧米人が投資に対する考えは長期保有が基本なので、ちょっと上がって利益が出ても放置です。それが続けば売るタイミングって難しいですよね?だって日に日に利益が増えるので、売ったら将来の利益獲得という意味では損してしまいます。そういう考えが下落を生まずに上昇に上昇を重ねる要因なのかもしれません。

日経平均株価(CFD) 期間:2009/04/20~2019/07/15(週足)

一方で日経平均株価はどうでしょうか?非常に落ち着きの無い値動きをしています。2009年から2012年に至っては上がったり下がったりを繰り返しているだけです。4年間もその状態ですから驚きです。

米国指数と日本指数は見比べてみてもどちらが魅力的かは一目瞭然ですね。ただ日本でも2009年に投資して放置しておけば儲かっていることには変わりはありません。物凄く下落したからと言って、直ぐに手放そうとせずに最初の頃から数ヶ月~数年間は放置する気持ちで投資してみてください。短期売買はキャリアの豊富なプロトレーダーが成せる技です。

2.投資教育の違い

日本人の場合

日本政府は戦争による資金不足の影響から国民に対して貯金を促してきました。「貯金は正義、投資は悪」この思想を植え付けていきました。その考えが今なお根付いており成人を迎えた大人でも投資経験は寧ろ¨少し変わった人¨扱いされています。

※個人的な意見です。

戦争は終わり高度経済成長期も終えて日本は世界を代表する先進国へと格を上げました。ここから更に上へと昇る為には企業の発展が必要不可欠です。しかし、「銀行預金することこそ正しい行為」という考えが今なお取れない日本人に投資を推奨しても受け入れられない人が大多数なんです。

欧米人の場合

欧米では小学生の頃から投資ゲームを行い金融リテラシーを育てています。その結果、アメリカの大学生に聞くと約70%の人達が投資経験がある。と答えたというデータもあります。私が学生の頃に読んだ本では、大学受験に本物の企業情報とチャートを掲載して「この中でこの後、最も上昇した銘柄はどれか?」という試験があったというのを目にしたことがあります。

これほどまでに欧米では投資が身近な存在であり、投資こそ経済発展に必要なものとされているのです。その結果が前述にも登場しましたが、右肩上がりの米国経済なのではないでしょうか?

つまり「投資は悪」というのは大きな間違いで、投資こそ日本経済の発展に繋がる最大の貢献なのです。

3.考え方が違う

日本人の場合

日本人にとって投資は「お金持ちがやるイメージ」だったり「頭の良い人がやるイメージ」ですね。経済番組ではいつも堅い話ばかりしています。日本の株式市場は朝9時に開きますが淡々と市場が開いて、午後3時に閉じます。特に開場閉場の様子を大々的に報じるようなことはしません。

欧米人の場合

アメリカ市場では株式市場が開場することを¨Opening Bell¨といい閉場することを”Closing Bell”と言います。開場するときも、閉場するときもニューヨーク証券取引所にその日、代表する企業(その日に上場した企業など)が皆さん笑顔で大はしゃぎしている様子がTVで大々的に放映されます。

Opening Bell の様子
Closing Bell の様子

これはたまたま大はしゃぎしている様子を切り取ったわけではなく、本当に毎営業日このテンションで彼等は株式市場の開場を喜んでいます。この様子をTVで1度は見ているんです。「面白そうだな」という印象を受けるだけでも投資に対するイメージは自然と良いものになっていきますね。

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