2019年6月3日(月)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は続落。
本日の日経平均株価は前日比190.31円安い20,410.88円で取引を終了。
終値は2月8日以来の安値を付けた。世界景気の減速懸念からリスク回避の売りが先行した。為替は1ドル108円前半まで円高が進行し、輸出企業の採算悪化も懸念されました。短期筋の先物売りで一時300円近い下げとなったものの、長期資金の打診買いなどが入り下げ渋りました。午後は個人投資家の押し目買いや日銀のETF買いへの思惑が支えとなったほか、先物の買戻しも入り下げ幅を縮小しました。
海外投資家の売り圧力が強く、今晩発表の5月の米ISM製造業景気指数が落ち込んでいた場合は、リスク回避ムードが広がるとみられています。また6月は米連邦公開市場委員会(FOMC)、G20大阪サミットなど重要イベントが目白押しでFRB当局者から年内利下げに向けて示唆があるのか、G20を機に米中首脳会談が行われ、通商協議に動きがあるのかが注目されています。
そしてTOPIXは前日比%高で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり312銘柄、値下がり1782銘柄、変わらず46銘柄でした。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.電気・ガス業 | 424 | +2.05% |
2.陸運業 | 2285 | +0.86% |
3.不動産業 | 1393 | +0.85% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.石油・石炭製品 | 1087 | -3.15% |
2.証券・商品先物業 | 273 | -3.05% |
3.ガラス・土石製品 | 916 | -2.60% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 24815.04 | -354.84 | -1.41% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2752.06 | -36.80 | -1.32% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7129.38 | -32.33 | -0.45% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 26893.86 | -7.23 | -0.03% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2890.08 | -8.62 | -0.30% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10500.07 | +1.58 | +0.02% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 53.70 | +0.20 | +0.37% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。