2019年5月31日(金)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は続落。
本日の日経平均株価は前日比341.34円高い20,601.34円で取引を終了。終値は2月8日以来の安値を付けました。
トランプ米大統領がメキシコからすべての輸入品に関税を課す考えを示し、リスク回避姿勢が強まりました。中国の製造業購買担当者景気指数が予想を下回ったことも投資家心理を冷やしました。上海株の堅調さが安心材料となり、下げ渋る場面もありましたが、為替が1ドル108円台まで円高に進むと先物主導で一段安となりました。
メキシコに進出している日本の自動車関連企業を巡る関税の影響が懸念され、マツダやトヨタ自動車などの自動車株が売られました。世界経済の減速懸念から米WTI原油先物が一時3月8日以来の安値をつけ、原油関連の重しとなりました。
そしてTOPIXは前日比1.29%安で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり374銘柄、値下がり1688銘柄、変わらず78銘柄でした。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.水産・農林業 | 540 | +0.04% |
2.その他製品 | 2653 | -0.07% |
3.電気・ガス業 | 416 | -0.13% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.鉱業 | 253 | -3.51% |
2.輸送用機器 | 2468 | -3.23% |
3.ガラス・土石製品 | 941 | -2.45% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25169.88 | +43.47 | +0.17% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2788.86 | +5.84 | +0.21% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7147.66 | -70.50 | -0.98% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 26901.09 | -213.79 | -0.79% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2898.70 | -7.11 | -0.24% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10498.49 | +115.50 | +1.11% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 55.28 | -1.31 | -2.31% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。