2019年5月20日(月)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は続伸。
本日の日経平均株価は前日比51.64円高い21,301.73円で取引を終了。
寄り付き前に発表された1-3月期実質国内総生産量(GDP)が予想に反してプラス成長となったことを好感した買いが先行。一時179円高まで上昇しましたが、その後はGDPの内容は見かけほどよくないとの見方が広がり上げ幅を縮める展開となりました。後場は米中対立激化に対する警戒から手控えムードが広がり、プラス圏で小動きとなりました。
個別銘柄では、光通信<9435.T>が大幅続伸。17日に発表した決算を評価する動きが継続。19年3月期営業益は643億円で前期比25.9%増となり、600億円程度であった市場予想を上回りました。株価は前日比3.58%高い22,550円を付けました。
一方、東エレク<8035.T>は反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に、目標株価も20000円から16200円に引き下げました。米中貿易摩擦の激化で、メモリを中心に半導体需要が一段と悪化するリスクが高まったとし、SCREENや日立ハイテクなどの投資判断も格下げました。株価は前日比3.14%安い15,715円を付けました。
そしてTOPIXは前日比0.043%高で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり855銘柄、値下がり1203銘柄、変わらず82銘柄でした。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.不動産業 | 1430 | +1.98% |
2.水産・農林業 | 555 | +1.51% |
3.陸運業 | 2316 | +0.96% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.鉄鋼 | 411 | -1.12% |
2.電気機器 | 2192 | -1.11% |
3.機械 | 1653 | -0.97% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25764.00 | -98.68 | -0.38% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2859.53 | -16.79 | -0.58% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7351.13 | +2.51 | +0.03% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 27759.16 | -187.30 | -0.67% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2870.60 | -11.69 | -0.41% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10398.41 | +14.30 | +0.14% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 63.77 | +0.85 | +1.35% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。