2019年5月14日(火)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は7日連続の下落。
本日の日経平均株価は前日比124.05円安い21,067.23円で取引を終了。
中国が対米報復関税措置を発表したことで、前日の米国株が急落。リスク回避の流れが東京市場にも波及し、朝方は全面安の展開となりました。節目の2万1000円を割り込んで一時400超円となりましたが、トランプ米大統領が中国との貿易問題の解決に楽観的な見方を示したことが伝わると、海外短期筋から先物に買い戻しが入りました。後場は戻りが一服。次のニュース待ちながらマイナス圏でもみあいを続け取引を終了しました。
個別銘柄では、イーレックス<9517.T>が急騰。
前日13日に、19年3月期決算を発表。営業益は47億円で前期比2.3%減、従来予想の43.8億円を上回って着地。20年3月期は77.2億円で同64.2%増と大幅増益見通し、昨年公表の中期計画数値こそ下回っていますが、市場期待を上回るガイダンス好感され買いがひろがりました。株価は前日比24.78%高い1,259円を付けました。
一方、オロ<3983.T>はストップ安比例配分。
前日13日に、第1四半期決算を発表。営業利益は2.7億円で前年同期比27.5%減益となりました。人件費の増加、高収益案件の減少などにより、デジタルトランスフォーメーション事業が大幅な減益となりました。株価は前日比15.46%安い5,470円を付けました。
そしてTOPIXは前日比0.76%安で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり537銘柄、値下がり1546銘柄、変わらず55銘柄でした。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.石油・石炭製品 | 1179 | +1.28% |
2.鉱業 | 287 | +0.67% |
3.化学 | 1895 | +0.61% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.水産・農林業 | 549 | -3.02% |
2.ゴム製品 | 2924 | -2.45% |
3.サービス業 | 2081 | -1.13% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25324.99 | -617.38 | -2.38% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2811.87 | -69.53 | -2.41% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7163.68 | -39.61 | -0.55% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 28064.79 | -485.45 | -1.70% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2891.57 | -12.15 | -0.45% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10519.25 | -39.04 | -0.37% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 61.24 | +0.20 | +0.33% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。