2019年5月10日(金)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は5日連続の下落。
本日の日経平均株価は前日比57.21円低い21,344.92円で取引を終了。
トランプ大統領が週内の米中通商合意は可能との認識を示したことで、朝方は株価指数先物を買い戻す動きが先行。米中通商協議は継続との報道が出る中、上海株が上げ幅を拡大したことも支えになりました。ですが、米国の対中関税引き上げ期限となる日本時間午後1時01分ごろが接近すると投機筋の先物売りが出て後場から下げに転じる展開となりました。
個別銘柄では、日本ユニシス<8056.T>が大幅高。
前日9日に、19年3月期の好決算と20年3月期の増益見通しを発表。株価は前日比17.31%高い3,280円を付けました。
一方、パナソニック<6752.T>は続落。
前日9日に、20年3月期(国際会計基準)の連結純利益が前年比29.6%減の2000億円になるとの見通しを発表。事業構造改革費用などが響き、市場予想を超える大幅減益予想を嫌気する売りが優勢でした。株価は前日比6,50%安い916円を付けました。
そしてTOPIXは前日比0.08%安で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり1055銘柄、値下がり1004銘柄、変わらず81銘柄でした。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.医薬品 | 2784 | +1.46% |
2.石油・石炭製品 | 1155 | +1.39% |
3.電気・ガス業 | 421 | +0.92% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.非鉄金属 | 830 | -1.24% |
2.精密機器 | 6485 | -1.17% |
3.食料品 | 1691 | -0.94% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25828.36 | -138.97 | -0.54% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2870.72 | -8.70 | -0.30% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7207.41 | -63.59 | -0.87% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 28579.48 | +268.41 | +0.95% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2905.64 | +54.69 | +1.92% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | 18786.05 | -466.77 | -2.42% | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10712.99 | -20.68 | -0.19% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 61.92 | +0.22 | +0.36% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。