2019年5月8日(水)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は大幅続落。
本日の日経平均株価は前日比321.13円低い21,602.59円で取引を終了。
前日の米国株安の流れを引き継ぎ朝方から売りが先行。米国株が中国製品に対する追加関税の方針を示したことで、米中貿易摩擦の激化にたいする懸念が強まる展開に。円相場が1ドル109円台まで上昇すると、海外短期筋の先物売りや米中協議の進展に期待していた投資家の投げ売りなどで下げ幅は一時400円超に拡大。大引けにかけてやや持ち直しましたが、終値は4月2日以来の安値水準となりました。
個別銘柄では、日本信号<6741.T>が続伸。
前日7日に、20年3月期の連結純利益が前年同期比7.4%増の57億になるとの見通しを発表。また、自己保有株を除く発行済株式総数の4.60%にあたる自社株買いを実施する事も発表。堅調な業績見通しに需給改善期待が加わり、買いが広がりました。株価は前日比12.58%高い1,172円を付けました。
一方、ヤマハ発動機<7272.T>は大幅続落となり年初来安値を更新。
前日7日に、19年1-3月期の連結営業利益が前年同期比12.8%減になったことを発表。市場予想を下回る結果が嫌気され売りが広がりました。株価は前日比13.37%安い1,950円を付けました。
そしてTOPIXは前日比1.72%安で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり287銘柄、値下がり1804銘柄、変わらず49銘柄でした。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.情報・通信業 | 3582 | -0.67% |
2.サービス業 | 2131 | -0.70% |
3.その他金融業 | 560 | -0.88% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.精密機器 | 6606 | -2.81% |
2.空運業 | 303 | -2.71% |
3.化学 | 1941 | -2.69% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25965.09 | -473.39 | -1.79% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2884.05 | -48.42 | -1.65% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7261.98 | +1.51 | +0.02% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 29018.84 | -344.18 | -1.17% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2893.76 | -32.63 | -1.12% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10923.71 | -63.43 | -0.58% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 61.67 | +0.27 | +0.44% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。