2019年4月15日(月)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は大幅続伸。
本日の日経平均株価は前日比298.55円高い22,169.11円で取引を終了。年初来高値を更新しました。
日経平均は一時2万2211円まで上昇し、取引時間中として12月4日以来の高値をつけました。抵抗線として意識された200日移動平均線を上抜けたことでショートカバーが加速。
後場にかけては為替がドル円111円後半で落ち着いた動きとなったことや、中国株が堅調に推移したことも安心材料となりました。
個別銘柄では、ベイカレント<6532.T>が一時ストップ高。
12日に前2月期の決算を発表。営業利益は44.9億円で前期比8.2%増益、従来計画の40億円を大幅に上回る着地となりました。12-2月期は大幅増収で前年同期比9割増益となったことで、第3四半期までの実績、会社計画の減益に対して、一転して増益決算に。今2月期は51億円で前期比13.6%増益の見通しですが、足元の需要環境からみて上振れの可能性が高いと好感されました。株価は前日比20.35%高い4,110円を付けました。
一方、スズキ<7269.T>が大幅続落。
12日に19年3月期に約800億円の特別損失を計上すると発表。新車出荷前に行う完成検査の不正により、1回目の車検を受けていない車両200万台近くのリコールを実施する模様。株価は前日比2.32%安い4,834円を付けました。
そしてTOPIXは前日比1.40%高で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり1910銘柄、値下がり190銘柄、変わらず41銘柄でした。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.鉱業 | 301 | +2.64% |
2.倉庫・運輸関連業 | 1728 | +2.30% |
3.保険業 | 968 | +2.29% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.不動産業 | 1399 | +0.54% |
2.空運業 | 322 | +0.56% |
3.電気・ガス業 | 475 | +0.59% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 26412.30 | +269.25 | +1.03% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2907.41 | +19.09 | +0.66% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7441.66 | +4.60 | +0.06% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 29810.72 | -99.04 | -0.33% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 3177.79 | -10.84 | -0.34% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10875.60 | +70.30 | +0.65% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 63.35 | -0.54 | -0.85% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。