2019年4月9日(火)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は反転。
本日の日経平均株価は前日比53.54円高い21,803.83円で取引を終了。
半導体株指数が連日で最高値水準となったのを好感し、アドテストや東エレクといった半導体関連株に買いが入りました。国内機関投資家などの利益確定を目的とした売りが相場の重荷となる中、アジアの株高で投資家心理も上向き、大引けにかけて買いが優勢となりました。
個別銘柄では、ソニー<6758.T>反転。
米ヘッジファンドのサード・ポイントが同社株を再び取得したことが判明したと報じられました。サード・ポイントでは過去、13年5月に同社株の保有を公表し、ピーク時は7%程度まで保有比率を高め、エンターテインメント事業の分離を求め、14年10月には売却を明らかにしています。株価は前日比2.46%高い5,121円を付けました。
一方、コスモス薬品<3349.T>が大幅続落。
前日8日に発表した第3四半期決算がマイナス視されています。累計営業利益は180億円で前年同期比14.2%増益、上半期の同19.8%増益に対して、12-2月期は同3.9%増と増益率が鈍化。新規出店などの先行費用を十分カバーしきれなくなっているとの見方も。会社側通期計画230億円に対して、市場コンセンサスは250億円程度であったものの、上振れ期待はやや低下する格好になっているとされ、株価は前日比0.055%安い18,160円を付けました。
TOPIXは前日比%5.61%安で取引を終了しました。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.石油・石炭製品 | 1258 | +3.07% |
2.電気機器 | 2345 | +1.66% |
3.鉱業 | 306 | +0.98% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.電気・ガス業 | 476 | -1.96% |
2.小売業 | 1147 | -1.53% |
3.不動産業 | 1420 | -1.39% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 26341.02 | -83.97 | -0.32% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2895.77 | +3.03 | +0.10% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7453.69 | +1.80 | +0.02% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 30157.49 | +80.34 | +0.27% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 3239.66 | -5.15 | -0.16% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10851.60 | +51.03 | +0.47% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 64.54 | +0.14 | +0.22% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。