2019年4月4日(木)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は続伸。
本日の日経平均株価は前日比11.74円高い21,714.95円で取引を終了。
前日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、朝方はハイテク関連銘柄に買いが先行。中国株の上昇や為替の落ち着きなども投資家心理の支えとなり、2日に付けた取引時間中の直近高値を上回りましたが、買い一巡後は半導体関連株などに短期投資家の利益確定売りが出ました。後場は手掛かり難の中、上値の重さが意識されました。大引けにかけては前日終値前後でもみ合う展開で取引を終了しました。
個別銘柄では、ジャパンディスプレイ<6740.T>が続伸。
前日3日に、ジャパンディスプレイは中国・台湾の企業連合から資本の受け入れを含め600-800億円の金融支援を受ける方向で交渉を進めていると発表。経営再建が進むと期待から買いが広がり、株価は前日比8.33%高い91円を付けました。
一方、平和堂<8276.T>は大幅安。
4日に発表した20年2月期の減益見通しが嫌気されました。株価は前日比8.38%安い2,209円を付けました。
TOPIXは前日比0.11%安で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり873銘柄、値下がり1158銘柄、変わらず109銘柄でした。短期売買が中心で上昇相場の持続性には多少の疑問もありますが、トレンドフォローの相場に入っている米国株の上昇が続けば日本株も後押しされと見ています。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.海運業 | 248 | +1.15% |
2.輸送用機器 | 2747 | +0.86% |
ゴム製品 | 3207 | +0.61% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.鉱業 | 298 | -3.46% |
2.パルプ・紙 | 591 | -2.31% |
3.陸運業 | 2336 | -1.59% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 26218.13 | +39.00 | +0.15% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2873.40 | +6.16 | +0.21% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7376.81 | -41.47 | -0.56% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 29936.32 | -50.07 | -0.17% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 3246.57 | +30.28 | +0.94% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10704.38 | +14.08 | +0.13% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 62.26 | -0.20 | -0.32% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。