2019年4月3日(水)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は反転。
本日の日経平均株価は前日比207.90円高い21,713.21円で取引を終了。終値は約1ヵ月ぶりの高値水準となりました。
米中通商協議の最終合意が近いとの報道が好感されたほか、為替の円安や中国株の上昇も追い風となりました。半導体や設備投資関連への買い広がり、一段高となりましたが、2万1700円台では利益確定や戻り待ちの売りも多く、大引けにかけては高値圏でもみ合いを続け取引を終了しました。
個別銘柄ではファーストリテイリング<9983.T>が反転。
前日2日に、3月の国内ユニクロ既存店売上高が前年比4.5%増加していると発表。2ヶ月連続の増加となりました。UT、スウェット、春物アウターなどの春夏商品の立ち上がりが好調に推移したことが増益につながりました。株価は前日比5.44%高い54,620円を付けました。
一方、AGC<5201.T>は反落。
前日2日に、銀行が保有すしている570万株の売り出しを決定したことを発表。需給状況に対するオーバーアロットメントによる売り出しは85万株。短期的な需給悪化を懸念する売りが優勢な展開となりました。株価は前日比1.39%安い3,910円を付けました。
そしてTOPIXは前日比0.63%高で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり1480銘柄、値下がり588銘柄、変わらず71銘柄でした。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.海運業 | 245 | +2.84% |
2.証券・商品先物業 | 324 | +1.62% |
3.非鉄金属 | 935 | +1.60% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.水産・農林業 | 627 | -1.27% |
2.石油・石炭製品 | 1209 | -0.84% |
3.食料品 | 1811 | -0.53% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 26179.13 | -79.29 | -0.30% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2867.24 | +0.05 | 0.00% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7395.44 | +4.32 | +0.06% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 29981.00 | +356.33 | +1.20% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 3216.30 | +39.47 | +1.24% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10704.38 | +14.08 | +0.13% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 62.80 | +0.22 | +0.35% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。