2019年3月18日(月)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は続伸。
本日の日経平均株価は前日比133.65円高い21,584.50円で取引を終了。
先週末にハイテク株主導で米国株が上昇した流れを引き継ぐ形で、朝方から半導体関連株などへ買いが先行。上げ幅は一時160円を超える上昇をみせました。
その後香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが、通商問題を巡る米中首脳会談が6月に先送りされる可能性があると報じたことが投資家心理を圧迫し伸び悩む事となりました。ですが中小型の出遅れ株物色や3月期末の配当権利取りの動きなどの影響で持ち直しました。
後場では特に売り込まれる材料が出なかったことや、海総合指数や米株先物がプラス圏で推移したことも下値を支える要因となり、2万1500円台後半でもみあいを続け取引を終了しました。
個別銘柄では、トリケミカル研究所<4369.T>が一時ストップ高。
先週末15日に20年1月期の連結営業利益が、前年比6.4%増の22億9000万円になりそうだと発表。堅調な業績見通しが好調されたました。株価は前日比14.58%高い5,070円を付けました。
一方、レナウン<3606.T>は反落。
先週末15日に19年2月期の連結営業損益予想を発表。従来の3億円の黒字から26億円の赤字に下方修正したことが嫌気されました。例年に比べて気温が高く推移し、防寒アイテムの販売が苦戦した事や、初売り以降は冬物のクリアランス販売に注力して在庫削減を推し進めたものの、十分な成果が得られなかったことが影響しました。株価は前日比3.74%安い103円を付けました。
そしてTOPIXは前日比0.69%高で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり1695銘柄、値下がり385銘柄、変わらず56銘柄でした。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.その他製品 | 2519 | +2.06% |
2.金属製品 | 1057 | +1.53% |
3.化学 | 1976 | +1.35% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.鉱業 | 300 | -0.22% |
2.繊維製品 | 647 | +0.11% |
3.パルプ・紙 | 576 | +0.12% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25848.87 | +138.93 | +0.54% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2822.48 | +14.00 | +0.50% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7278.21 | +49.93 | +0.69% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 29409.01 | +396.75 | +1.37% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 3096.42 | +74.67 | +2.47% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10512.70 | +73.46 | +0.70% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 58.43 | +0.09 | -0.15% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。