2019年3月15日(金)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は3日ぶりの反発
本日の日経平均株価は前日比163.83円高い21,450.85円で取引を終了。
為替が円安基調で推移したことでハイテク、自動車などの輸出株に買いが先行しました。上海株高も支えとなり、一時は234円高まで上昇しましたが、節目の2万1500円を超えると戻り待ちの売りが優勢な展開となりました。
米中通商協議の早期合意に対する不透明感がでる中、上値を買う動きはあまり見受けられず、大引けにかけては小幅に下落し取引を終了しました。
個別銘柄では、デサント<8114.T>が反発。
報道各社は、前日14日締め切りの同社に対する株式公開買い付け(TOB)の結果、伊藤忠商事のデサント株保有比率が30.44%から40%に達したと発表。市場では過半数まで買い増すとの思考が広がり、株価は前日比2.70%高い2,547円を付けました。
一方、正栄食品工業<8079.T>が大幅安。
前日14日、1月期(18年11-19年)の連結純利益が、前年同期比28.4%減の8億9900万円になったことを発表しました。低調な決算が嫌気され、株価は前日比9.64%安い2,851円を付けました。
そしてTOPIXは前日比0.90%高で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり1434銘柄、値下がり634銘柄、変わらず68銘柄という結果になりました。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.鉱業 | 301 | +2.54% |
2.その他製品 | 2468 | +1.62% |
3.繊維製品 | 646 | +1.44% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.海運業 | 235 | -0.12% |
2.非鉄金属 | 884 | -0.07% |
3.建設業 | 1165 | +0.18% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25709.94 | +7.05 | +0.03% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2808.48 | -2.44 | -0.09% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7185.43 | +26.24 | +0.37% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 29077.35 | +225.96 | +0.78% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 3021.75 | +31.07 | +1.04% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | 19801.23 | +50.87 | +0.26% | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10439.24 | +90.59 | +0.88% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 58.78 | +0.17 | +0.29% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。