2019年3月7日(木)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は3日続けて続落
本日の日経平均株価は前日比140.80円安い21,456.01円で取引を終了。
前日の米国株市場で半導体関連株が下落したことに加え、前日6日に、ルネサス<6723.T>が中国需要の減速に備えて国内6工場の操業を最大2カ月間停止することを発表。東エレクトロン<8035.T>、ファナック<6954.T>などの値がさハイテク株に連想売りが波及し、指数を押し下げました。明日のメジャーSQ算出を前にポジション調整売りがでましたが、為替の落ち着きが支えとなり下げ幅は小幅にとどまりました。
個別銘柄では、一方、プロシップ<3763.T>は反発。
前日6日に19年3月期末の配当予想を従来の30円から35円に上方修正することを発表。加えて保有期間に応じた優遇を手厚くする事も発表。株価は前日比6.76%高い1,358円を付けました。
一方、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が続落。
前日6日に19年3月期の純利益を従来予想の5700億円から800億円(前期比86%減)に下方修正しました。加えて固定資産の減損など合計6800億円の損失を19年3月期決算に計上する事も発表しました。株価は前日比1.54%安い172円を付けました。
そしてTOPIXは前日比0.84%安で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり556銘柄、値下がり1505銘柄、変わらず72銘柄でした。明日のSQ算出を控え、先物主導で上昇した相場を前に戻す動きが出ました。日経平均ボラティリティー指数の低下も一服しているので、日本株は短期的な調整局面に入るのではないかと見ています。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.水産・農林業 | 627 | +1.15% |
2.石油・石炭製品 | 1258 | +0.51% |
3.不動産業 | 1430 | +0.50% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.非鉄金属 | 900 | -1.75% |
2.電気機器 | 2189 | -1.71% |
3.海運業 | 248 | -1.70% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25673.46 | -133.17 | -0.52% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2771.45 | -18.20 | -0.65% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7196.00 | +12.57 | +0.17% | 7205.07 | 6599.48 |
香港ハンセン | 28828.54 | -209.06 | -0.72% | 28533.36 | 24896.87 |
上海総合指数 | 3106.42 | +4.32 | +0.14% | 2729.46 | 2440.91 |
FTSE中国 | 20163.10 | +17.22 | +0.09% | 19480.32 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10311.68 | -45.47 | -0.44% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 56.29 | +0.07 | +0.12% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。