市況情報

2019年3月5日(火)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は反落

本日の日経平均株価は前日比95.76円安い21,726.28円で取引を終了。

前日の米国株安に加え、日本株は連日上昇した後の短期的な過熱感もあり、朝方から利益確定売りが先行しました。

5日午前に中国で第13期全人代(全国人民代表大会)が開幕しました。李克強首相は19年のGDP(国内総生産量)の伸び率目標を「6.0-6.5%」にすると表明。昨年実績の6.6%を下回る水準に設定。貿易戦争などで景気の先行きに不透明感が強まっており、19年も減速が避けられないと判断した模様です。

一方、李克強首相はインフラ投資の拡大や税金などの手数料の大幅削減、中小企業に対する一層積極的な融資を通じ、減速が見込まれる中国経済を支持する方針を示しました。

今回の李克強首相の演説内容にサプライズ感があまりなく、市場の反応は限定的なものとなりました。

個別銘柄では、アダストリア<2685.T>が大幅続伸。
前日4日、19年2月期の既存店売上高を発表。前年比14.8%増と2ヵ月ぶりに前年度の実績を上回ったことが好感されました。平年に比べて気温が高く推移したことに合わせ、店頭の季節対応を強化したことで、客数の伸長につなり春物の売り上げが順調に推移しました。株価は前日比14.96%高い2,359円を付けました。

一方、レオパレス<8848.T>は大幅反落。
国土交通相の石井啓一大臣がレオパレスに対し、「建築基準に違反した物件の改修を今夏までに終えるよう」求めたと報じられました。会社側では今年の6月までに全棟調査を実施後、補填工事を10月までに完了させる予定でしたが、前倒しを求められた形であり、これにより改修費用の増加が懸念されました。株価は前日比8.82%安い248円を付けました。東証1部で値下がり率トップとなりました。

そしてTOPIXは前日比0.51%安で取引を終了。東証1部の騰落数は、値上がり663銘柄、値下がり1382銘柄、変わらず87銘柄でした。

セクター別では以下の通り。

値上がりポイント上昇率
1.銀行業156+0.30%
2.水産・農林業622+0.09%
3.石油・石炭製品12620.00%

続いて値下がり率トップ3です。

値下がりポイント下落率
1.ゴム製品3220-1.15%
2.輸送用機器2721-1.03%
3.鉄鋼460-0.99%

海外市場指数一覧

指数価格前日比前日比%52週高値52週安値
NYダウ25819.65-206.67-0.79%26951.8121712.53
S&P5002792.81-10.88-0.39%2940.912346.58
FTSETM1007134.39+27.66+0.39%7205.076599.48
香港ハンセン28971.77+11.93+0.04%28533.3624896.87
上海総合指数3037.25+9.67+0.32%2729.462440.91
FTSE中国20103.10+139.91+0.70%19480.3217124.49
台湾加権指数10305.26-44.62-0.43%11261.689319.28
WTI原油先物56.32-0.27-0.48%

※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。

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