2019年2月14日(木)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は3日ぶりの小反落
本日の日経平均株価は前日比4.77円低い21,139.71円で取引を終了しました。
朝方は前日の米国株高やドル円が111円に乗せるなどの外部環境を背景に買いが先行。寄付直後には21,232円まで上昇しましたが買いは続かず失速。9時30分頃には21,103円まで急落。すぐに寄付時の株価まで戻し、その後は横ばいで推移しました。
日経平均は前日までの2営業日で800円を超える上昇をしてきたこともあり、利益確定や戻り待ちの売りが出ました。米政府機関の再閉鎖回避の動きや米中通商協議の進展への期待から、底堅さも意識されましたが大引きにかけて売りが優勢となり、プラス圏を維持できずに取引を終了。
個別銘柄では、荏原<6361.T>が続伸。
前日13日、自己保有株を除く発行済株式総数の7.00%にあたる700万株、150億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。需給改善に期待する買いが入り株価は前日比0.81%高の3,130円を付けました。
一方、アルバック<6728.T>は大幅反落。
前日13日に19年6月期の決算を発表。連結純利益を従来予想からさらに減益幅を拡大し、前期比55%減の160億円になると発表。フラットパネルディスプレー・太陽光発電・製造装置、半導体製造装置などの受注減少が影響した模様。これが嫌気され株価は前日比17.12%%安の3,075円を付けました。
そしてTOPIXは前日比0.03%高で取引を終了。東証1部の騰落数は値上がり1050銘柄、値下がり999銘柄、変わらずが78銘柄という結果になりました。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.石油・石炭製品 | 1249 | +1.52% |
2.パルプ・紙 | 549 | +1.37% |
3.建設業 | 1139 | +1.23% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.鉱業 | 307 | -2.54% |
2.ゴム製品 | 3141 | -0.89% |
3.サービス業 | 2034 | -0.64% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25443.27 | +117.51 | +0.46% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2753.03 | +8.30 | +0.30% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7190.84 | +57.70 | +0.81% | 7180.71 | 6599.48 |
香港ハンセン | 28457.83 | -56.66 | -0.20% | 28193.28 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2724.88 | +3.81 | +0.14% | 2630.32 | 2440.91 |
FTSE中国 | 19480.32 | +290.42 | +1.51% | 19207.46 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10089.01 | -1.57 | -0.02% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 54.31 | +0.41 | +0.76% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。