2019年2月13日(水)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は続伸。2万1000円突破
本日の日経平均株価は前日比280.27円高い21,144.48円で取引を終了しました。
米政府機関の再閉鎖回避の動きや米中通商協議の進展期待などにより朝方から買いが先行。10時5分頃には抵抗線とみられた2万1000円を突破しました。これを受け先物取引では買い戻しを急ぐ動きが多くみられました。
為替の落ち着きや上海株高も支えとなり一時は350円近くの上昇となりましたが、買い戻しが一巡した後は高値圏でもみ合う形なり取引を終了しました。
国際石油開発帝石<5301.T>が大幅続伸。
12日に19年3月期連結業績の決算を発表。最終利益を従来予想の600億円から820億円に上方修正しました。オーストラリアの液化天然ガス事業の生産が好調に推移し利益を伸ばしました。株価は前日比12.46%高の1,128円を付けました。
一方、東海カーボン<5301.T>は反落。
12日に12月期の決算を発表。営業利益は753億円で前期比6.8倍、第3四半期決算時に上方修正した水準となりましたが、先の観測報道で今期営業利益は1000億円弱になる見通しと伝わっており、株価は前日比0.68%安の1,607円を付けました。
そしてTOPIXは前日比1.06%高で取引を終了しました。東証1部の騰落数は値上がり1343銘柄、値下がり709銘柄、変わらずが75銘柄という結果に。日経平均は約2ヶ月ぶりの高値となりました。上値余地はありそうですが2万1000円以上は戻り売りが多い価格帯ですので一本調子での上昇は難しいではないかと見ています。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.鉱業 | 315 | +11.44% |
2.石油・石炭製品 | 1230 | +2.92% |
3.ゴム製品 | 3169 | +2.42% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.電気・ガス業 | 484 | -0.61% |
2.パルプ・紙 | 542 | -0.41% |
3.陸運業 | 2270 | -0.12% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25425.76 | +372.65 | +1.49% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2744.73 | +34.93 | +1.29% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7170.31 | +37.17 | +0.52% | 7180.71 | 6599.48 |
香港ハンセン | 28497.59 | +326.26 | +1.16% | 28193.28 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2721.07 | +49.17 | +1.84% | 2630.32 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19207.46 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 10090.58 | -7.16 | -0.07% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 53.48 | +0.38 | +0.72% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。