2019年2月12日(火)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均は大幅に反発
本日の日経平均株価は前日比531.04円高い20,864.21円で取引を終了。先週末の下落幅(418円)を1日で取り戻し、 今年最大の上げ幅となりました。
朝方から3連休前に大幅安となった反動から買い戻しが先行しました。
米政府機関の再閉鎖が回避されるとの報道や、米中通商協議が進展するとの期待で投資家心理が改善。さらに買いが入り上げ幅を拡大しました。
外為市場では1ドル110円前半まで円安が進行しました。
自動車、ハイテクなどの輸出株が買われたほか、為替と連動する先物買いが指数を押し上げました。
太陽誘電<6976.T>がストップ高比例配分となりました。
8日に第3四半期決算を発表。10-12月期営業益は117.9億円で前年同期比68.8%増、上半期に続き6割の営業増益を達成したことを発表したほか、配当金の引き上げ、30億円を上限とする自社株買いの発表も好感され、株価は前日比20.20%高の2,380円を付けました。
一方、アイスタイル<3660.T>はストップ安比率配分となりました。
8日に6月期の連結業績予想を下方修正すると発表。これを嫌気した売りにより株価は前日比19.23%安の630円を付けました。
そしてTOPIXは前日比2.16%高で取引を終了しました。東証1部の騰落数は値上がり1791銘柄、値下がり301銘柄、変わらずが35銘柄となりました。決算内容が悪くて下げている個別銘柄以外はだいたい上昇するというシンプルな結果がみられました。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
1.繊維製品 | 645 | +4.06% |
2.機械 | 1664 | +3.77% |
3.倉庫・運輸関連業 | 1616 | +2.93% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
1.石油・石炭製品 | 1195 | -3.13% |
2.不動産業 | 1389 | -0.57% |
3.水産・農林業 | 586 | +0.11% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25053.11 | -53.22 | -0.21% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2709.80 | +1.92 | +0.07% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7129.11 | +57.93 | +0.82% | 7180.71 | 6599.48 |
香港ハンセン | 28171.33 | +27.49 | +0.01% | 28193.28 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2668.29 | +14.40 | +0.54% | 2630.32 | 2440.91 |
FTSE中国 | 19179.97 | +117.59 | +0.62% | 19207.46 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 20845.00 | +93.49 | +0.93% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 52.59 | +0.18 | +0.34% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。