2019年2月7日(木)の日本株式市場の動向まとめ

企業業績の先行き不透明感により日経平均は反落
本日の日経平均株価は前日比122.78円安い20,751.28円で取引を終えました。
前日の米国株安を受け、朝方から売りが集中しました。
トヨタ<6758.T>など主力株が業績の先行き不透明から売られる結果になり日経平均を押し下げ、一時は下げ幅200円超にまで拡大しました。明日のオプションSQ算出を控えたポジション調整売りも下落の要因だと思われます。
ソフトバンクグループ<9984.T>は6日に大幅増益決算と6000億を上限とする自社株買いの実施を発表。制限値幅いっぱいのストップ高となり10年ぶりの大幅高を記録。日経平均を166円押し上げる要因となりました。
業績低迷により株価の続落が続いているZOZO<3092.T>ですが、本日午後2時15分に前澤友作氏がツイッターにて「本業に集中します。チャレンジは続きます。必ず結果を出します。しばらくツイッターはおやすみさせてください」と投稿。すると投資家の買い戻しが入り株価は下げ幅を急速に縮小し前日比2.1%高の1853円の高値をつけました。
東証33業種では情報・通信以外の32業種が値下がりました。
そしてTOPIXは0.83%安で取引を終了しました。東証1部の騰落数は、値上がり489銘柄、値下がり1575銘柄、変わらず63銘柄という結果になりました。日経平均は引き続き2万1000円が抵抗線として意識されました。株価が上がらない状況が続いており日本株は再び調整局面に入る可能性もあるのではないかと考えています。
セクター別では以下の通り。
値上がり | ポイント | 上昇率 |
情報・通信業 | 3425 | +2.62% |
ガラス・土石製品 | 1061 | -0.11% |
電気機器 | 2148 | -0.37% |
続いて値下がり率トップ3です。
値下がり | ポイント | 下落率 |
石油・石炭製品 | 1268 | -2.86% |
パルプ・紙 | 535 | -2.45% |
鉱業 | 286 | -2.06% |
海外市場指数一覧
指数 | 価格 | 前日比 | 前日比% | 52週高値 | 52週安値 |
NYダウ | 25390.30 | -21.22 | -0.08% | 26951.81 | 21712.53 |
S&P500 | 2731.61 | -6.09 | -0.22% | 2940.91 | 2346.58 |
FTSETM100 | 7173.09 | -4.28 | -0.06% | 7180.71 | 6599.48 |
香港ハンセン | 27990.21 | +59.47 | +0.21% | 28193.28 | 24896.87 |
上海総合指数 | 2618.23 | +33.66 | +1.30% | 2630.32 | 2440.91 |
FTSE中国 | — | — | — | 19207.46 | 17124.49 |
台湾加権指数 | 9932.26 | +0.67 | +0.01% | 11261.68 | 9319.28 |
WTI原油先物 | 53.71 | -0.30 | -0.56% | — | — |
※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。