市況情報

2019年1月31日(木)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均株価は大幅反発

本日の日経平均株価は前日比216.95円高い20,773.49円で取引を終えました。FOMC前までに決算内容が好感されたAppleとBoeingの2社がダウを大きく押し上げる展開でしたがFOMC声明文の発表でもう1段上に上昇。更にパウエル議長の会見でも特に方向性を変える発言は無くダウが12月上旬以来の25,000ドルを付ける展開となりました。保有資産の縮小計画の修正について声明文とは別の資料を示すなど政策を調整する姿勢を示しました。

▲1月31日の日経平均株価5分足チャート

そして急落以降特に目立った値動きの無かったドル円もFOMCの明確なハト派発言に声明文を発表後に大きく下落し円高ドル安になり一気に109円を割り込みました。

▲1月31日のドル円10分足チャート

多くの投資家が退場

先日のサンバイオショックで多くの投資家が退場しています。同社は2018年に脳梗塞に効く新薬の開発が順調であることを大々的に発表。開発成功の可能性が非常に高いことを示唆していました。もし開発に成功すると売上高が7億円から2,000億円まで急上昇するとの試算結果も出しており株価は急騰していました。しかし1月29日に発表したのはこの新薬の治験失敗を報告したもの。12,000円近くあった株価は2連続のストップ安となり現在7,210円ですがみずほ証券のレポートではこの治験失敗を加味すると妥当株価は1,500円ほどになるとしています。

信用残を見ると信用買いをしている投資家が大半を占めていることや浮動株の半分の売りが出ていることでしばらく値が付かないことが予想されます。仮にみずほ証券のレポート通りの株価になると現物取引している投資家でさえも最悪資産が1/10になる可能性もあるし、信用買いしている人の多くは借金を背負う可能性があること。

市場では資産1億円を保有していた人が自己破産申請の準備をしているとTweetするなどネット上でも荒れに荒れています。

セクター別では以下の通り。

値上がりポイント上昇率
1.石油・石炭製品1312+2.87%
2.鉱業293+2.65%
3.金属製品1086+2.28%

続いて値下がり率トップ3です。

値下がりポイント下落率
1.電気ガス業490-1.47%
2.医薬品2803-0.30%
3.水産・農林業574+0.12%

海外市場指数一覧

指数価格前日比前日比%52週高値52週安値
NYダウ25032.23+20.94+0.09%26951.8121712.53
S&P5002681.05+41.05+1.55%2940.912346.58
FTSETM1006969.85+27.22+0.39%7001.946599.48
香港ハンセン27942.47+299.62+1.08%27790.2224896.87
上海総合指数2584.57+9.00+0.35%2630.322440.91
FTSE中国18868.1417124.49
台湾加権指数3932.26+0.67+0.01%11261.689319.28
WTI原油先物55.05+0.82+1.51%

※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。

1月31日のマーケットレポートは以上です。

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