市況情報

2019年1月29日(火)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均株価はまさかの反発

本日の日経平均株価は15.64円高い20,664.64円で取引を終えました。昨夜のNYダウはオープニングベルが鳴ってから指数を大きく下げ3指数とも揃って下落したまま取引を終えたことから本日の日経平均株価も下落が囁かれていた。

市場の予想通り寄付は93.56円安い下落から始まり一時240円以上下落するまで相場は落ち込みました。しかし前場の早い段階から反発し後場からは大引けまで右肩上がりの上昇を見せて前日比プラスで取引を終えました。

これまでは米国指数が上昇すれば日本指数も上昇し、米国指数が下落すれば日本指数も下落が当然でしたが最近は連動しないことも多く日米指数の相関係数が乖離してきていると感じます。

これは日経平均株価とNYダウの2018年7月29日から2019年1月29日までの半年間のチャートを重ねて表示したものですが2018年末までは指数が重なる場面もありますが2019年からは両指数が大きく離れていることが目で見て伺えます。

ただ前日のNYダウの下落はアメリカのキャタピラーが一時10%以上下落したことで指数に蓋をしたことが原因。日本市場には影響が無いのが本来の姿なので通常と言えば通常である。

セクター別では以下の通り。

値上がりポイント上昇率
1.電気ガス507+2.16%
2.水産・農林577+1.34%
3.パルプ・紙544+1.33%

続いて値下がり率トップ3です。

値下がりポイント下落率
1.石油・石炭1268-1.76%
2.機械1636-1.60%
3.電気機器2079-1.25%

海外市場指数一覧

指数価格前日比前日比%52週高値52週安値
NYダウ24528.22-208.98-0.84%26951.8121712.53
S&P5002643.85-20.91-0.78%2940.912346.58
英FTSETM1006807.07+64.72+0.96%7001.946599.48
香港ハンセン27531.68-45.28-0.16%27790.2224896.87
上海総合指数2594.25-2.72-0.10%2630.322440.91
FTSE中国18868.1417124.49
台湾加権指数9931.59-81.74-0.82%11261.689319.28
WTI原油先物52.15+0.16+0.31%

※アジア市場は日本市場の取引終了時点での価格の為目安としてお考え下さい。

海外市場

Caterpillar Inc -12.49USD(9.13%)▼

昨夜のNY市場ではアメリカの建設機械大手キャタピラー(Caterpillar Inc)は去年10月から12月期の決算を発表しました。

鉱山機械などの販売が伸びて売上高や純利益は前年比を上回るものの材料コストが上昇したことや中国経済の減速が原因で1株利益は市場予想を大幅に下回る結果になりました。

また合わせて発表した2019年通期の見通しの下限も市場予想を下回る結果となり同社の株は一時10%超下落し-9.13%下落したまま取引を終えました。

売上高143億4,200万ドル(△11%)
純利益10億4,800万ドル(黒字転換)
1株利益2ドル55セント(予想を大幅に下回る)

2019年の見通し

1株利益11ドル75セント~12ドル75セント(市場予想12ドル73セント

NVIDIA Corporation -22.14USD(13.82%)▼

画像処理向けの半導体を手掛けるNVIDIAも中国経済の減速などを理由に去年11月から今年1月期までの業績見通しを下方修正しました。売上高はこれまでの予想より5億ドル引き下げた他、粗利益率の予想も大幅に下方修正しました。

売上高22億ドル(▼5億ドル 約548億円)
粗利益率55.0%(▼7.3ポイント)
最大下落率▼18%の下落

この日の関連企業や指数の最大下落率は以下の通りです。

Intel Corporation▼2.1%
AMD▼8.7%
半導体株指数▼3.9%

年初にはAppleが中国での販売不振で業績見通しを引き下げたことで株が売られ10%近い下落を記録したことも記憶に新しく時価総額で最大級のApple、世界経済の先行指標であるCaterpillar、自動運転やAIなどの次世代技術の先端をいくNVIDIAこれら全体の業績が悪いことは米国経済の先行き不安を誘います。

本日はAppleや3Mなどが決算を発表します。更に水曜日にFacebook、Boeing、木曜日にはAmazonなど続々と決算を発表するのでまだまだ影響は広がりそうです。

1月29日のマーケットレポートは以上です。

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