市況情報

2019年1月23日(水)の日本株式市場の動向まとめ

日経平均株価は小幅続落、しかし底堅い

前日は休場明けの米国市場が大きく値を下げたことを背景にGD(ギャップダウン)して始まりました。しかし朝から買いが入り一時プラスになりましたが後場になって後転、最後は下落で取引を終えるも下げ幅は小さく29.19円安い20,593.72円で取引を終えました。しかし東証1部の売買代金は3日連続で2兆円を割り込んだことからまだ様子見ムードが漂っています。

上昇に背景にあるのは日銀がETF(上場投資信託)の買い入れ方針を見直すことで浮動株比率が低下し値嵩株の割合が多い日経平均連動型ETFの買い入れ比率を低下させるとの思惑が市場に広がっていました。しかし日銀の方針変更はなく、日経平均株価への寄与率の高いファーストリテイリング(ユニクロ)<9983>の需給懸念が後退することで同社株が後場にプラスとなり日経平均株価の上昇に貢献しました。

プットコールレシオ(PCR)の数値はリーマンショック時と同じ位置まで上昇している。そんな警戒感が強い中でも企業決算の発表を受けた材料出尽くしの買いが入りやすいとの思惑があるがショートカバーでどこまで下落を受け止められるかは難しい。

オプション市場

今朝のオプション市場はプットの値段が高騰しました。しかし寄付から日経平均株価が上昇すると各プットの値段は落ち着きを取り戻し、大引けには昨夜の価格まで戻っていきました。これを受け米国市場が300ドル以上下げたのは織り込み済みといったところではないでしょうか。

個別銘柄情報

各市場が弱い中で値を上げた市場がある。それが東証マザーズ市場だ。この日の東証マザーズ市場の上昇値は1.07%高い+9.94pointで前日割り込んだ長期移動平均線を再び上に突き上げた。

11営業日連続の売買代金1,000億円超えとなっており直近ではUUUM<3990>が注目されている。東証市場が閑散ムードの中で新興市場に資金が集まっている印象を受ける。

現在のUUUM<3990>は上場以来最も高い6,270円で取引を終えている。しかし新興市場株はイナゴタワーが形成されやすく暴落も早い。人気株には警戒も必要だ。

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