市況情報

2019年1月22日(火)日本株式市場の動向まとめ

日経平均株価は下落、売買代金は5カ月ぶりの低水準

本日の株式市場は96.42円安い20,622.91円で取引を終えました。昨日は米国市場の休場を受けて後場に利益確定売りが進みましたが本日はその延長戦の様な動きでした。寄り天で前場9時半以降上昇する場面も見られたが前場が終了に近づくにつれ徐々に買い勢力が弱まり後場は力なく下げるばかりでした。

原因はアジア株が安かったことや外部環境に手掛かりがないことが買いに繋がらなかったこと。先週の日本時間で日曜日午前5時にトランプ大統領がメキシコ国境に壁を建設する旨の演説を緊急で行いました。これを受けての米国指数の値動きはまだ無く、投資家はまずは米国市場の動きを見てから判断したいというところではないでしょうか。

東証1部の売買代金は1兆7310億円にとどまりました。これは2018年8月20日以来実に5カ月ぶりの低水準です。

IMFが下方修正を発表

昨夜21日の取引時間終了後にIMF(国債通貨基金)は2019年と2020年の世界経済成長率の見通しを下方修正したことを発表しました。これを受けて一端は国内企業の決算を待った動きも今後出てくる可能性があります。

IMF下方修正による各国の反応

アメリカ据え置き
中国据え置き
日本消費税対策で上方修正
欧州下方修正
フランス止まらないデモ活動
イタリア金利の高止まり
ドイツ輸出の低迷
EUEU離脱や貿易摩擦に懸念を抱いている

そしてIMFが下方修正を発表したのは2016年10月以来3年ぶりとのことですが、2016年10月1日から向こう先3か月の日経平均株価の様子を見ると上昇しています。

△日経平均株価 日足 ≪2016/10/01~2017/01/31≫

本日の下落も小幅下落で海外市場の様子を見守っている雰囲気が漂っていました。IMFの下方修正は直接的な関係はあまり感じられません。しかしIMFをきっかけとして国内企業の決算で悪いものが出れば合わせて悪材料として捉えられる可能性はあります。

個別銘柄情報

この日ZOZO<3092>が大きく値を下げました。下げ幅は-6.36%で一時2095円まで株価が下落。この1年で半値以下にまで下落しています。衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」への出店を取りやめる企業が相次いています。出店手数料が売上の30%と高いことが噂されており高い知名度を持ったサイトではあるが、出店する商品は売れ行きの悪い物に絞る店舗もあるようだ。

楽天市場 Yahoo!ショッピング Amazon
初期費用 60,000円 無料 無料
月額 39,800円~ 無料 大口出品 4,900円

大手ネット通販3社の初期費用と月額を簡単にまとめると確かにZOZOTOWNは高いかもしれない。しかしZOZOTOWNの販売手数料が売上の30%は確かなデータは無い。だが相次ぐ出店の取止めを見るとその可能性は低くはないかもしれない。

セクター別ランキング

業種別の値上がり率トップ3は以下の通り。

値上がりポイント上昇率
1.空運業325+1.07%
2.陸運業2,278+0.55%
3.小売業1,210+0.31%

続いて値下がり率トップ3です。

値下がりポイント上昇率
1.石油石炭1,307-2.98%
2.金属製品1,047-1.56%
3.鉄鋼459-1.46%

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