市況情報

2019年1月21日(月)マーケットレポート

日経平均株価は小幅上昇、新興市場は下落

2019年1月21日の日経平均株価は前日比53.26円高い20,719.33円で取引を終えました。前日の1月20日午前5時にトランプ大統領がメキシコ国境に壁を建設することの必要性や政府機関の一部閉鎖の原因を民主党にある旨を演説を行ったことで取引前には下落が囁かれていました。

しかしドル円が110円間近となる回復を見せた他、先週末のNYダウが上昇であったことを好感した買いが赤から入り一時上げ幅は200円を超しました。しかし前場9時41分にこの日の高値20,892.68円を付けるとその後は売りが進み寄り天状態になりました。

後場では今夜のNY市場休場を見て利益確定売りが進み更に下落が加速。5分足チャートでは14時10分時点で長期移動平均線を割り込みました。

一方で新興市場のマザーズ市場は値上がりが148銘柄、値下がりが119銘柄、変わらずが6銘柄となっており売買代金は7ヶ月ぶりの高水準で992億4300万円と前日比30%以上も上昇したものの後場に日経平均株価を追うようにして下落。1.17%安で取引を終えました。

△東証マザーズ市場 日足 ≪2018/09/07 ~ 2019/01/21≫

マザーズ市場は2018年1月25日から下降トレンドが続いています。

TOPIXは小幅上昇

日経平均株価同様にTOPIXも上昇しました。東証1部の値上がりは1,665銘柄、値下がりが402銘柄、変わらずは59銘柄でした。東証の売買代金は2営業日ぶりに2兆円を下回る1兆9,432億7600万円で取引を終えました。

個人投資家はまだ様子見ムードが強いようです。

個別銘柄情報

LIXILグループ<5938>が堅調な値上がりを見せました。同社はMBOや本社移転を検討しているとの報道が取引前(8時台)にありこれを好材料として買われましたが、前場終了間際に売りが進みGUからの下落となりました。

東証1部上場企業でこの日最も上昇したのが荏原実業<6328>です。同社のHPを確認したところこれといった大きな材料は見つかりませんでしたが一部ブロック紙が1月19日付けの記事で「アンモニアの新しい合成法を九州工業大学大学院生命体工学研究科(北九州市若松区)の春山哲也教授が開発」と報じており、これを材料視した模様。

東証マザーズ市場で値上がり率トップはAppBank<6177> でした。しかしこれといった大きな材料も見当たらず。Youtuberのマックスむらい氏(CCO)でお馴染みの同社ですが業績を確認すべくHPをチェックするも好ましいとは言えない状況。

△AppBankのセグメント別営業利益推移(2019年1月21日時点)

△AppBank日足・1年チャート

同社は2018年6月11日に付けた1,385円の高値から下落が止まらない。今回の上昇は需給が反転したことや東証マザーズ市場の売買代金が盛況だったことが原因だろうか?後場からは軟調だった。

業績の改善と東証マザーズ市場が活況になるまで株価の回復は期待薄ではないでしょうか。

まとめ



東証一部 東証二部 マザーズ市場JASDAQ
売買代金 9,849億5,800万円 115億4,000万円 992億4,300万円 230億9,900万円
出来高 58,066万株 3,130万株 4,472万株 4,048.20万株

※JASDAQはスタンダードとグロースを合算

日経平均株価TOPIX 東証マザー JASDAQ
始値 20848,38 1572.84 965.54 144.98
終値 20719,33 1566.37 939.51 143.71
高値 20,892.68 1574.86 979.72 145.16
安値 20,678.26 1563.79 937.66 143.68

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