詳しく学ぶ

買う権利を売る!売る権利を売る!

この章ではオプションを売ることについて詳しく学んでいくよ!特に「買う権利を売る」「売る権利を売る」という点について納得がいかない人は是非読んで理解してほしいな

売る権利を売るっていうのがややこしいんだよね・・・。それと持っていない物を売るっていうのもよく分からないわ。証券会社から借りてくるわけじゃないんでしょ?

そうだったね!それじゃあその2つを学んでいこう。持っていない物を売ることが理解できれば権利を売るということにも納得がいくはず。だから持っていない物を売る点について学習していこう

お願いしまーす!

何もないところから契約をつくる

オプションを売る場合、そのオプションを持っていなくても売ることが出来ます。そのオプションは証券会社などから借りてきたものではないので、買戻しを行う必要はありません。言うなれば自分自身が契約書を発行して、このオプションを買う人との間で契約を交わすようなものです。

例えば上記のコールオプションを売る場合は以下の様な契約をこのコールオプションを買ってくれた人と交わします。

≪契約内容≫

貴方の代わりに日経平均株価を20,125円で買うことを約束します。

≪価格≫

この契約書を貴方に385,000円で販売します。

≪期限≫

行使日及び有効期限は2019年1月11日とします。(行使=使うという意味)

以上

この様な契約書を発行して買い方に販売するんです。これが売り方の立場です。この時点で売り方は債務を背負い、買い方は債権を獲得します。債務は義務、債権は権利ですよね。

2019年1月11日に日経平均株価が20,000円になった場合、一般価格の20,000円で買えるのにわざわざ契約書面に書いてある高い値段で買う人はいませんね。よって買い方は、この契約書を破棄する(捨てる)ことになります。

契約書が破棄された時点で売り方は債務が無くなるので、最初に売ったときに貰った幻想利益が実現利益に変わります。


オプションを売買する人同士で契約書を交わしあうのをイメージすればいいわけね!

売り方が得るまたは失う金額と、買い方が得るまたは失う金額はイコールになるからね。買い方が100円儲けて売り方が80円損するといった差が生まれることはないんだ。だから両者間で日経平均株価の将来を予想する。そしてその契約を取り交わすのがオプション売買だよ

まだ納得がいかないという方は以下の保険を例に考えてみよう!

自動車保険を例に考えてみてください。

保険会社は契約者の車が事故を起こした際に発生する金額を肩代わりします。その代わりにまだ事故を起こしていないにも関わらず、自動車保険の代金を毎月支払っていきます。

この時、保険会社はオプションを契約者に売って、契約者はオプションを買ったも同然なんです。

何もないところから契約書を発行し、利益を得ています。しかし契約者が事故を起こせばその債務を保険会社が引き受ける義務が発生します。

これはオプショントレードの仕組みそのものと言えます!

なるほど!よく分かった気がするわ!

うん!分かった気で十分だよ。実際僕も取引していく中で理解していたからね。僕はぼんやりと分かった気持ちだったんだけど、それでも取引出来たから取引に絶対必要な知識というわけじゃない

でもモヤモヤしたままだと次の問題が頭に入ってこないんだよね

そういう人がこのコンテンツで理解してくれたら嬉しいな

まだ「よく分からない」っていう方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。再度話のストーリーを検討し直してみます

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