年間平均利回り55%超えの運用方法を完全公開!!

スマホで出来る!分散投資で安全に稼ぐ方法を公開!では増益を続ける企業トップ8社を買い続けるというものでしたが、今回はそれの別パターンです。
増益企業といっても前年比0.1%でも上昇すれば増益です。これだけでも十分凄いことですが、今回は増益企業の中でも増益率が高いエリート中のエリート企業の合計4社を売買する方法です。
本当は4社の中でも上昇率が特に高いZOZO<3092>を加えたかったのですが、ZOZOの値動きはGUの方が稼げることが検証の結果判明し、今回は外しました。また別の記事でGUを使った運用方法を掲載する予定ですので、そちらで登場させる予定です。こうご期待!
売買方法はシンプル
毎月始値で買って、月末の終値で売却決済するだけです。全て成行注文で行い事前に注文を出しておくだけでいいので忙しい方でも難なくできる運用方法です。
具体的な操作方法
注文方法は逆指値ではなく【通常】を選択します。株数は自分の資金枠に応じた株数を選択してください。但し、300株で注文するなら他3社とも300株で1社だけ余力不足で200株しか買えなかった。とはならないようにしましょう。続いて指値ではなく【成行】を選択します。執行条件を【寄成】にして月初を選択します。2018年12月でいえば12月3日が月曜日なので、12月3日に予約注文。

売却決済する場合は、執行条件を【引成】に変更するだけであとは同じです。期間は最大2週間先までしか選べないので残り2週間になったら月末を指定してください。

※引成に変更するだけ
検証方法をご紹介
年間平均利回り55%超えとなる検証方法をご紹介いたします。取引対象銘柄の月初始値で買って、月末終値で決済する方法で、期間は2015年11月~2018年10月までの合計35ヶ月間で検証を行いました。取引対象は合計4銘柄でそれぞれの合計損益を合算して、集計を取った結果、1,067,130円の利益となりました。尚、2015年11月時点で必要とした資金は636,740円でした。
この方法であれば特別な売買スキルは必要とせず、寄成・引成さえ出来れば可能となります。スマホからでも発注が可能なのも魅力的。更に資金も多く用意する必要がないのも魅力の一つではないでしょうか?
最低取引金額
取引対象銘柄の直近の終値価格を合算すると、1,417,500円となりました。これの30%分に該当する425,250円があれば信用取引によって取引が可能です。但し、株価は変動している為、これを見ているときの株価で計算してください。尚、手数料は一切考慮しておりません。
取引銘柄を紹介
それではお待ちかねの本取引に使用する4つの銘柄をご紹介いたします。尚、2019年決算情報は予想です。
エス・エム・エス<2175>
2003年4月に設立し、2008年3月に上場した人材紹介サービス企業です。介護・医療業界に特化した人材紹介を行う他、求人広告や介護事業者向けの経営支援サービスも展開しています。
(単位:百万円)
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | |
売上高 | 12,046 | 15,056 | 19,069 | 23,054 | 26,611 | 32,273 |
営業利益 | 1,730 | 2,079 | 2,756 | 3,646 | 4,021 | 4,827 |
経常利益 | 2,340 | 2,693 | 3,509 | 4,430 | 5,007 | 5,803 |
純利益 | 1,380 | 1,824 | 2,265 | 2,801 | 3,361 | 3,905 |
全てにおいて毎年増益している超優良企業です。しかし2018年度の営業利益は前年比で他の増益率と比べると大きくはなく、これが原因か定かではないものの2018年は上昇下落を繰り返しての若干の下落基調。しかし、2019年の予想では再び上昇率は高いものとなっており、予想通りまたは予想以上となれば株価はまた上昇基調に回復するかもしれません!
ベクトル<6058>
あまり聞きなれない方も多いですが、ベクトルはPR会社です。PR会社とは顧客の商品やサービスに対してメディアや広告媒体が取材を行うように働きかけてくれることです。直接売り込むとなると多額の資金が必要なので、代わりにPRしてくれるベクトルはとても頼もしいですね!
近年ではTVや新聞離れと言われたりSNSが若者の間では流行したりと、どういった広告方法を取ればいいのか最善が分からない中、そういったことまで一括で依頼できるとなると、今後ITが進化する現代では伸び代は大いにあるといえます。
更に香港や上海、北京、インドネシア、ベトナム、タイ、台湾、広州、韓国といったアジアを中心に世界にも支店を展開している同社はグローバル化の波にもしっかり乗れそうです。今後はグローバルビジネスが必須となりそうなので、この課題もクリアしていていいと思います!
(単位:百万円)
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | |
売上高 | 6,461 | 8,319 | 9,685 | 13,285 | 20,090 | 26,400 |
営業利益 | 908 | 1,254 | 1,618 | 2,206 | 3,026 | 3,800 |
経常利益 | 909 | 1,186 | 1,506 | 2,051 | 2,950 | 4,000 |
純利益 | 510 | 659 | 841 | 1,266 | 1,425 | 1,900 |
業績も毎年各項目で上昇率が10%以上超えています。項目別で10%以上超えることはあっても毎年全項目で超える企業って全然少ないんです。いかにPR会社が注目されていることが分かります。
株式会社ゴールドウィン<8111>
スポーツ用品の開発から生産、販売さらにはマーケティングまで全てを自社で行う会社です。国内外に生産・販売拠点を置いており国内には6ヵ所で、海外にもアジアやヨーロッパなど計6ヵ所の拠点を持っているスポーツ商品中堅企業です。
(単位:百万円)
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | |
売上高 | 54,869 | 57,417 | 59,713 | 60,903 | 70,420 | 80,000 |
営業利益 | 2,218 | 2,414 | 3,129 | 3,910 | 7,102 | 9,100 |
経常利益 | 3,901 | 4,089 | 4,180 | 4,578 | 7,833 | 9,500 |
純利益 | 3,021 | 3,471 | 3,369 | 3,424 | 5,174 | 6,300 |
ゴールドウィンは2016年の純利益が前年比マイナスになった他、経常利益の上昇率が2014年から2017年まではあまり大きくはありませんが2018年から経常利益が大きく上昇したことや営業利益も同等数の上昇。加えて営業利益は経常利益よりも早い2016年から大きく業績を伸ばしており安定もしていることから取引銘柄に採用しました。
アークランドサービスホールディングス<3085>
外食チェーンでかつ丼専門店の「かつや」を首都圏を軸に展開。国内に367店舗、海外に40店舗を持っている他、「からやま」・「からあげ緑」は国内に55店舗、海外に4店舗、「野菜を食べるカレーcamp」は国内に25店舗、海外に1店舗、その他15店を運営する企業。親会社はアークランドサカモト、グループ企業は株式会社かつや他12社。
(単位:百万円)
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | |
売上高 | 14,986 | 17,623 | 20,942 | 23,286 | 26,541 | 30,000 |
営業利益 | 2,323 | 2,592 | 2,923 | 3,350 | 3,762 | 4,170 |
経常利益 | 2,359 | 2,624 | 2,985 | 3,453 | 3,817 | 4,200 |
純利益 | 1,353 | 1,597 | 1,792 | 2,069 | 2,322 | 2,500 |
18年12月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比6.0%増の30億円に伸びています。ただ最近では通期計画の進捗率や売上営業利益率などに若干の停滞が見られるところが不安要素ではあるが、株価はしっかりと上昇している。
というのも営業利益の上昇率だけ見れば安定した上昇率をキープしているし、その上昇率も他の企業と比べて大きなものなので、これがしっかりと株価に反映されているともいえる。
相性もいい!
これら4社のうち、アークランドサービスを除いた3社は月決済の方が利益が出ることが分かりました。これはGU/GD率が関係しています。アークランドサービスは年決済の方が利益が大きいもののあまり大差なく、これが手法とマッチしています。ちなみにエスエムエスの場合、年決済だと35ヵ月の合計利益は82,400円ですが月決済だと391,300円にまで上昇と大きく結果が異なります。
デメリットもある
今回取引した銘柄数は4社だけ。こういった分散投資はなるべく多くの企業に投資した方がいいが、4社だとどれか1社の調子が狂うだけで大きく運用結果が変わってくる可能性もあることに注意したい。
今回ご紹介した運用方法は銘柄や売買時期が決まっているのでより手数料の安いDMM株か取引ツールが簡易的で定評のあるSBI証券のいずれかをオススメしたいところ。今回の運用方法は手数料や税金、その他信用金利などは一切考慮しておらず同等の利回りが出ても期待値よりもパフォーマンスは低下する可能性があります。
また今回ご紹介した4銘柄が今後上昇し、利益を生むといった確実性はなく、発生する損益に一切の責任は持ちません。これらは過去のデータを用いての検証の上で今後継続した場合は利益になるかもしれないという前提の話であることを留意していただきたく思います。