FX

FX取引における3つの実践

FXの世界は、1割の勝者9割の敗者に分けられる世界といわれています。FX相場で生き残り、資産を増やしていけるような考え方を3つ紹介していきたいと思います。

1つ目に相場の環境認識、2つ目資金管理、3つ目ロジックになります。

この3つの事柄が1割の勝者を目指す上で大切なものなってきます。著者のトレード歴は、6年半程、お伝えしていく3つの考え方をもとに、大損もなくトレードに邁進しています。

内容の構成を書いておきます。

1.相場の環境認識、2.資金管理、3.ロジックの順に進めていき、最後に4.まとめという形でご説明いたします。

  1. 相場の環境認識
  2. 資金管理
  3. ロジック
  4. まとめ

相場の環境認識

相場の環境認識とは、「今の相場がどのような動きをしているのか?」を認識することです。相場が上昇トレンド、下降トレンド、レンジなのかを判断していきます。例えば、日足のトレンドは、「上昇」4時間足も「上昇」1時間足も「上昇」で3つの時間足が「上昇」であれば、買い圧力が強い相場といえます。

実際にチャートで見てみましょう。

※チャート画像は「Titan FX」のMT4画像を使用しています。

(ドル円 日足チャート)

この相場状況ですが、水色の安値に引いた黄色いサポートラインをした抜けた後に、上昇し、赤矢印の方向に上昇し、赤丸の箇所が現在ということになります。現在は日足ベースで買い圧力が強く、上昇トレンド中といえます。

(ドル円 4時間足チャート)

日足の時に引いた黄色いラインを上抜けしていますので、買い圧力が強いと判断します。

(ドル円 1時間足チャート)

日足の時に引いた黄色のラインを上に抜けたあとは、上の方でレンジ気味になっています。

この時は、1時間足はレンジですが、上昇が強いレンジと判断し上昇の勢いが強いと判断します。

以上の事から、ドル円は順張り戦略で、買いエントリーを検討してトレードする方が良いと考えます。

ここでトレンドを判断するのに使うダウ理論を説明してみたいとおもいます。

(図1-1)

これは、上昇トレンドを示しています。

赤の番号について、1、3、5、7、9、11の奇数番号を安値、2、4,6,8,10は高値を表しています。

トレンドの判断ですが、2の高値に引かれている青色の横線を上に抜けた瞬間のポイント青丸の所で、上昇トレンド確定になります。そして、高値安値が切りあがり、トレンドの終焉と判断しなければいけないポイントがあります。

それは、9の安値をした抜けたポイントです。9の安値を基準にしたオレンジ色の横線を下抜けしたところで、上昇トレンド終了ということになります。

続いて、上昇とは逆の下落トレンドについてです。

(図1-2)

この図では、奇数の番号を高値、偶数の番号を安値にしています。

2の安値を下抜けしたところ(茶色の横線をブレイクした茶色の丸)、下落トレンド確定になります。

そして、7の高値を更新した瞬間(紫色の横線をブレイクしたバツ印)に下落トレンド終了になります。

高値安値は、チャート上で目立つところを高値、安値と見ます。見方は人によって、違うので自分の見方を極めて、練習することが大切です。トレンドは環境認識の肝ですので、日々チャートをみていく事をお勧めします。

ここで、自分がどの様にチャートを見ているのかを紹介していきたいと思います。

(図1-3 オージー円 4時間足 Titan FX)

これは、オージー円の4時間足のチャートです。下落トレンドですが、2の安値をした抜けし、11の高値を更新した13の高値まで、下落トレンドが続いています。黄色は波動の流れを表しています。

同じチャートを見ても、波動の取り方も人それぞれの部分がありますが、今回は1つの波形の見方を紹介しました。波形を捉えることができれば、サポートレジスタンスライン、トレンドラインなどの活用ができるようになり、裁量トレードができるようになります。

資金管理

資金管理とは1回のトレードあたり負ける可能性のある額を想定し資金量に見合ったロット(取引数)に設定することです。自分の資金管理の方法を説明してみたいと思います。

自己状況が資金10万円で、リスクは1トレードあたり全資金の5%のリスクを取ります。初心者の方は3%のリスクなどにしてもいいと思います。

{全資金10万円 リスク5%(5,000円の損失)}ということです。

このルールを用いてポンド円でトレードするとします。

1ポンド=150.000で買いエントリーし、その時の損切設定を1ポンド=149.500にしていたとします。損切りまでの幅50pipsあるので、5,000円の損失で抑えるには、5,000÷50pipsで1万通貨の取引ができるという計算が成り立ちます。

これで、負けても5,000円の損失で済むわけです。

補足ですが、ユーロドル、ポンドドル、ユーロオージーなどの対円以外の組み合わせは、ドル円、オージー円の価格によって、1ピップスの価格にズレが生じますので、気をつけてください。

ネット上、あるいは情報商材などに、資金管理ができるツールなどがあれば、そちらを利用してもらえれば、問題がないと思います。

多くの人は、勝つことを考え、負けることを想定していないために、

破産、相場から退場という結果を招くに至ります。今度は図を使いながら、資金管理を詳しくみていこうと思います

(図2-1)

例えば、図2-1で青色のポイントで買いエントリーを考えたとします。

損切りを赤色1のポイントか2のポイントのどちらかに設定したいとと考えます。それぞれのメリットとデメリットを挙げておきます。

1のポイントは、エントリーと損切りまでの幅が狭いので、ロットは多く入れることができますので、利益率の向上につながります。ダマシといわれる僅かな値動きで損切りにかかることがありますので、勝率が低くなる傾向にあります。

2のポイントは、エントリーと損切りまでの値幅が広いので、ロットを抑えてエントリーすることになります。利益率は低くなります。

一方において、値幅が広いのでダマシにかかる率は低くなり、勝率が高くなります。

資金管理の内容をまとめますと、次のようになります。

1.自己資金がいくらか?

2.1トレードの損失は自己資金の何%にするのか?

3. 損切とエントリーの幅はどのくらいか?

4.2、3をもとに入れるロット数はいくらか?

です。

負けを想定し、損失を限定させ、相場で生き残る方法ですので必ず

やって下さい。

ロジック

トレードをする上で、相場の環境認識、資金管理の意味も理解するところまで来ましたら、利益を上げていくためのロジックが必要になってきます。ロジックは、情報商材、書籍等に従ってもらえればと思います。

トレードの種類について大まかな種類は3つほどあります。1つ目スイングトレードです。大きな時間足(日足、4時間足)を使いエントリーから決済までの数日間から数週間かけて行うトレードになります。

メリットは、100pips単位で大きな値幅を狙うことができ、相場状況が良ければ、1,000pips以上を狙うこともできます。

デメリットは、ポジション保有時間が長く、損切りまでの値幅が広くなることから、ロットが大きく入れられない点があり、資金効率が悪い点です。

2つ目デイトレードは、1日でエントリーから決済を完結させる手法になります。使う時間足は主に1時間足、15分足を使って行う印象があります。

メリットは、スイングトレードより保有時間が短く、1日単位でのトレードになりますので、ポジション持越しによる含み損の心配がない点が挙げられます。

デメリットは、大きな値幅をスイングトレードほど望めない点です。30pipsから50pipsの値幅が取れればよく、100pips以上取れることはあまりありません。

3つ目スキャルピングトレード主に数分でエントリーから、決済を行い短時間でトレードをする手法になります。

メリットは、トレードの時間が短いので、ストレスがあまりかからない点が挙げられます。

デメリットは、デイトレードよりも大きな値幅を狙えない点です。

トレードの種類の次に手法は以下の2つに分けられます。

1.トレンド相場を追いかけていく手法

2.レンジで値幅を挙げていく方法

です。

自分の使おうとしているロジックはどの相場に強く、どの相場に弱いのか?を知る必要があります。

1.トレンド相場に特化したやり方について説明してみたいと思います。

使う時間足、日足(長期足)、4時間足(中期足)、1時間足(エントリー足)を使います。

長期足で相場の全体の流れを見ます。高値、安値が更新してトレンドがどちら側に向いているのかを見ます。中期足では、長期足と同じトレンドになっているか?違うときは同じ方向に行くまで待つようにします。

エントリーポイントあるいは、ロジックが長期、中期と同じ方向にチャンスがあればエントリーします。例えば、中長期足が、上昇トレンドなら、買いエントリーをします。

逆に下落トレンドなら売りエントリーをします。

図を用いて説明してみます。

(図3-1)

長期、中期、短期に分けました。

まず、長期足が上昇であり、水色の丸の部分を拡大すると日足のサポートラインから、中期足(4時間足)上昇し、紫色のライン前回高値を超えたところから、買いのチャンスを伺います。

ここでは、中期足の押し目を狙う戦略を紹介します。短期足(1時間足)でロジックの買サインの出るところ図で示している赤丸等のポイントを狙います。そして損切は紫色の下の部分よりしたに置きます。

ロジックによって、エントリー位置も、損切の位置も違うので、各ロジックに従い、エントリーから決済して良いかと思います。大切なのは、長期、中期足のトレンド方向に従って、エントリーすることが大切になります。見る時間足も変えても構いません。

2つ目のレンジに特化して行うトレードですが、これは主に逆張りになることが多い印象を受けます。長期足の注目すべき価格(サポートレジスタンス)を見て行います。

例えば、日足、4時間足、1時間足のトレードを行うとき、日足が上昇、4時間も上昇中ですが、ここで、2つの足が押し目を付けていると仮定します。そうすると、1時間足では、下落トレンドになっています。その下落が、日足、4時間足のサポート、レジスタンスライン付近で、反転するポイントを見つけて、1時間足の逆張りトレードを行います。

ただ、トレンドを取る手法と少し違い、1時間足の下落がそのまま続き、損切りに合うことがあります。

しかし、逆張りのメリットとして、損切幅が少なくなるので、ロットを大きく入れることが可能となり、長期、中期の時間足を同じトレンドになったとき、大きいロットで、値幅が取れるので利益率が大きく上がるメリットがあります。

図を用いて説明してみます。

(図3-2)

図について補足です。中期足については便宜上の理由で割愛します。足の組み合せですが、⑴長期足が日足で短期は1時間足、⑵長期足が4時間足なら、短期足は15分足を用いる方法が良いかもしれません。

それでは、解説にはいります。

長期足で赤のラインを反発し、青丸で示した相場になることを期待して、逆張りで買いエントリーをしようと考えます。

買いエントリーの理由は、長期足が上昇トレンドであるからです。短期足でエントリーチャンスを探しますと、赤色のライン付近オレンジ色丸の部分でエントリーするとします。損切りは、赤ラインの下である紫色のラインに設定します。

相場が反転して、上昇トレンドになっていったときはそのまま、大きい値幅を大きなロットで取ることができます。

一方、損切になったとしても、資金管理の方法で、損失を最小限に食い止めることができます。

逆張りを行うにあたり、注意点は、順張りより勝率が下がります。勝率を上げるためには、チャートの形状、ローソク足のパターン、長期足のサポートレジスタンスラインの引き方を勉強する必要があります。

以上の事柄を踏まえたうえで、お持ちのロジックはどのような相場で力を発揮するのか?を理解していく事が大切になります。

理解していく勉強としては、過去チャートの分析を徹底して行います。MT4チャートで見ている画面を白黒にして、画面を印刷する方法もありますので、そのような機能をしようして、分析していきます。

つまり、ロジックの検証を行います。その時に、エントリーする時間足で買いエントリーをするときは、長期足、中期足は上昇トレンドになっていることが条件にして行う裁量も加えると良いかもしれません。

検証期間ですが、最低でも6か月を行います。検証した結果、自分の目標としている月利、利益率が良いと判断したら、5万前後の小資金でのリアルトレード及び見直しを行い、ほぼ検証通りの結果が出たら、自分の本番用の資金でトレードを行い、見直し反省をしていきます。

まとめ

3つの事柄は、非常に大切です。

その中でも、2つ目の資金管理は絶対にやって下さい。

1つ目相場の環境認識は自分の波形の見方を自分自身で体得していく必要です。過去相場で見方を練習したりして、自分で努力して行きましょう。

3つ目のロジックは、1つ目の環境認識をもとに、中長期の足の方向を意識してエントリーをすることを心掛けていくことです。

勝つためには、勉強と検証です。ロジックを手に入れたら、自分にあうロジックなのか?を過去相場で検証することです。

実践、反省、検証、教材の見直しを地道にやる以外にありません。

それでは、勝ち組である1割トレーダーを目指して行きましょう。

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