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海外FXと国内FXとの決定的な違い

一般的にFXをしようとする国内FXで始める人が多いです。しかし、中には海外FXで始める人もいたり、海外FXをおすすめしたりしている人もいます。国内FXにもメリットもあればデメリットもあります。これは海外FXも同じです。どちらのFXでスタートするにしても基本的な違いについては理解しておくべきです。このコラムでは国内FXと海外FXのメリットについて紹介します。

  1. 国内FXのメリットは?
    1. 資金が守られる
    2. 税金が安い
    3. スプレッドが狭い
    4. 入出金の手数料が安くて楽
  2. 海外FXのメリットは?
    1. レバレッジが400倍以上
    2. 追証が発生しない
    3. NDD取引なので取引に透明性がある
  3. 国内FXに向いている人は?
    1. 潤沢な資金を持っている方
    2. スキャルピングをしたい人
    3. たくさん稼ぎたい人
  4. 海外FXに向いている人は?
    1. お試しで始めたい方
    2. 透明性を求める人
    3. ポジションを持ち続ける人
  5. まとめ

国内FXのメリットは?

国内FXには海外FXと比べて4つのメリットがあります。ここでは国内FXのメリットについて紹介します。

資金が守られる

国内FXのメリットは日本の金融庁の監督下にあるということです。日本の金融庁の監督下にあるということは、日本の金融庁のルールを守る必要がある一方で、FX会社が倒産してもあなたの資金は守られます。

また国内FXであれば出金拒否にあうこともありません。こうしたことは日本の金融庁の管轄下にはない海外FXでは難しい場合があります。倒産した場合や会社が無くなってしまった場合に資金が守られるという信託保全ができる海外FX業者もありますが、多くの業者で守られない場合があります。

更に海外FXの場合、出金拒否のうわさが後を絶ちません。もちろん健全に運営されている業者もあるので、注意して使えば問題ありません。しかし海外FXを使用する場合はこうしたリスクを背負わなければならないのは避けられない現状です。

税金が安い

国内FXと海外FXでは税金の計算方法が異なります。国内FXの場合、分離課税ですので、税金は一律20.315%です。更に3年間損失の繰り越しができます。

一方、海外FXは総合課税なので、他の所得と合算されます。所得に応じて税金を払う必要があります。累進課税のため稼げば稼ぐほど税金の額は大きくなっていきます。また損益通算が効かないことから国内FX会社と違い前年がマイナスで今年がプラスだと今年のプラス分の税金を支払う必要があります。

もちろん総合課税ですから、海外FXでもあまり稼いでいない人の場合は税金が安くなります。そのためどれくらい稼ぐかによって口座を分ける。海外FXで稼いだら国内FXに戻るという人もいますし、先の例もあることから資産が溶けて無くなっても問題ない程度の金額で運用される方が目立ちます。

スプレッドが狭い

国内FXの場合、スプレッドが狭いのが一般的です。海外FXは取引に手数料がかかるのが一般的ですので、その手数料も含めると国内FXよりも手数料が数倍高くなります。

スプレッドというのは買値と売値の差ですので、狭ければ狭い方が投資家が支払う金額は少ないです。従ってスプレッドが狭い方が利益が上がります。取引回数が多く支払うスプレッドの回数が多い人やスキャルピング手法を行っている人はスプレッドの影響を大きく受けてしまいます。一般的に海外FXは手数料がかかってしまうので、スキャルピングには適さないことが多いです。

入出金の手数料が安くて楽

国内FXの場合、直接国内の銀行と取引をしているわけですから、入出金の手数料は安くなります。また、出金のために送金依頼をすればすぐに出金できるようになります。一方、海外FXの方は、海外から送金され、さらに中継銀行を挟むためどうしても送金に時間がかかります。また、その際の手数料も2500円ぐらいかかります。2500円は大きいですよね。入出金や手数料のこと考えると、国内FXは安くて楽なので、これは国内FXのメリットだといえます。

海外FXのメリットは?

海外FXは危ないと言われて、敬遠されることも多いのですが、海外FXにもメリットが一応はあります。税金の問題や出金拒否の問題がありますが、それでも以下で紹介するメリットがあるので、海外FXで取引する人もいます。ここでは海外FXについて紹介します。

レバレッジが400倍以上

国内FX業者のレバレッジは国の法律に従って25倍までです。つまり1万通貨の取引をするのにだいたい4~5万円ぐらいかかります。これがレバレッジ400倍だと2500円~3000円ぐらいで1万通貨の取引ができます。

資金が少ない方にとって、海外FXは資金が少なくても始めることができます。

しかし一方でレバレッジ400倍がデメリットになる場合も考えなくてはいけません。かつて日本もレバレッジに制限はなく400倍での取引も可能でしたが、計画性の無いレバレッジで取り返しのつかない借金を背負う投資家が相次いだことから規制対象になりました。

数千円で売買できることに大きな魅力を感じる方もいますが一方で大きく損失した場合に借金を抱えてしまうこともしっかりと意識しなければなりません。

追証が発生しない

海外FXの特徴として追証が発生しないゼロカット制度を導入している会社も存在します。ゼロカットとはどういうものかというと、相場の急変により、口座がマイナスになってしまった場合、マイナス分については0に戻してくれるという制度です。

最近ではフラッシュクラッシュなど、急な相場の変動があり、口座残高がマイナスになることがあります。本来であればマイナスにならないようにロスカットされるのですが、ロスカットが間に合わずに口座残高がマイナスになってしまうのです。

しかし口座残高が0になるのを防ぐのが国内FX会社が装備しているロスカット制度です。本来あるセーフティバーを取り除いた取引は必ずしも安全かつ健全な投資スタイルとは言い切れないでしょう。

NDD取引なので取引に透明性がある

国内FX業者はDD方式を採用しているところが多いです。DD方式とはトレーダーがインターバンクに直結して取引するのではなく、間にディーラーが入る方法です。つまりいったん間のディーラーがトレーダーの注文を呑むわけです。そのため実際の相場とは違っており、スプレッドも業者独自に設定できます。

スプレッドはかなり狭く設定できるというメリットはありますが、ディーラーとして入る業者、(証券会社とトレーダー)つまりは顧客は敵対関係になっており、顧客が損をすればするほど業者は儲かります。

そのため信用性の低い小さな会社では不正な操作を行っているのではないかと疑われることもあります。

一方、NDD方式はインターバンク直結型ですので、間に他者が入る余地はありません。ただインターバンク直結型ですので、業者は手数料で稼ぐしかありません。スプレッドは国内業者よりも広いですが、投資家が勝っても負けても同一の手数料が入るので、取引をたくさんしてほしいのが海外FX業者の目的です。

そのため、さまざまなサービスをしてくれます。スプレッドは確かに広いのですが、約定拒否やスリッページがないので、使いやすいのは確かです。

国内FXに向いている人は?

国内FXのメリットについてはすでに述べましたが、それらを踏まえてどのような人に国内FXがおすすめでしょうか。ここでは国内FXを選んだほうが良い人について説明します。

潤沢な資金を持っている方

資金がたくさんある人はレバレッジを高く設定する必要はないので、国内FXで十分勝負できます。30万円以上ある人は国内FXをおすすめします。

スキャルピングをしたい人

低資金かつ高利益な手法を取りたいのであればスキャルピングを極めるべきです。国内の億トレーダーの多くはスキャルピングによって稼いでいます。

国内FX業者の方がスプレッドは狭いです。そのためスキャルピングをするなら、スプレッドの狭い国内FX業者をおすすめします。但しスキャルピングを行いたい方は、スキャルピングが可能なFX業者を選択しましょう。

たくさん稼ぎたい人

国内FX業者で取引をした場合、分離課税になるので、最大でも税率は20.315%です。これは稼ぐ金額がいくらでも変わりません。ところが海外FXの場合、総合課税になりますので、稼げば稼ぐほど税金は高くなります。最大で稼いだ金額の半分を持っていかれる場合もあります。

しかも本業の所得と合算されるわけですから、税金が高くなる可能性は高いです。FXで将来的に稼ぎたいと思う方は国内FX会社で取引をした方が良いでしょう。

海外FXに向いている人は?

海外FXのメリットはすでに述べましたが、ではどのような人に海外FXはお勧めなのでしょうか。ここでは海外FXをおすすめする人について説明します。

お試しで始めたい方

海外FXはレバレッジが高いですから、小額からFXを始めることができます。そのため資金があまり無い方はゼロカット制度もあることから気軽にはじめることも可能です。取引する為の資金をもらえる業者も多いので、うまく利用すれば少ない資金でたくさんトレードができます。

しかし国内FX会社ではデモトレードが可能です。デモトレードであれば実際の取引市場でリアルなトレードが体感できます。当然損失しても実際の資産には影響が無いことから非常にオススメです。

少ない資金で実際に取引してみる場合、利益が出ればあなたの物ですが損失が出ればそれをあなた自身が負担しなければなりません。デモトレードであればそういったリスクはありません。

透明性を求める人

海外FXはNDD方式を採用していますから、取引がガラス張りです。国内FX会社はDD方式であるところが多いので、「何かしているのでは」と疑う人もいますが、あくまでも噂の域を出ません。そうした噂でもやはり信用できないという方は海外FX業者か国内FX会社では大手企業でトレードをすることをおすすめします。

ポジションを持ち続ける人

最近の相場は急変も多く、しかも日本時間の早朝に値が動くときがあります。そのため、スイングでポジションを持っていて、朝起きたら口座がマイナスになっていたという人も多いです。

すでに述べたように、海外FXであれば、マイナス分はゼロにされますので、スイングで運用する場合には有効かもしれません。しかし朝起きたら口座残高がゼロになっていたというのも珍しい話ではありません。

まとめ

これまで海外FXと国内FXの比較を行ってきました。それぞれメリット・デメリットがあることを理解していただいたと思います。どちらの業者を選択しても、最終的にはトレードで勝たなければ利益を生むことはできません。

自分の現状や性格に合っている取引業者を選ぶようにしましょう。国内FX業者・海外FX業者と言ってもさまざまですが海外FX業者には悪徳業者もありますので、十分に注意してください。ちなみに筆者は国内FX会社を推奨いたします。

また海外FX業者を選択して資金を持ち逃げされてしまっても当サイトでは一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。

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