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米国VIブルETFは取引できない?投資金はいくら必要?

米国VIブルETF(UVXY)は度々取引規制が掛けられています。この取引規制はショートに対して掛けられるものですが、UVXYはショートして収益を取るものだと別の記事で紹介しておりますので売り規制が掛けられていると取引が出来ないようなものです。

頻繁に取引規制が掛かる

米国VIブルETFは2017年(観測開始からで正確では無いです)から度々取引規制が掛かり、1年のうち、平均して約25回前後発生しています。これだけ頻繁に取引規制が掛けられる背景にはやはり下落トレンドが永続していることや米国VIベアETFの暴落を懸念したGMOクリック証券側の対処だと思案しています。

しかし、1週間前後で売り規制が解除される傾向にある為、頻繁にログインして確認するしか方法は現状無いでしょう。また、米国VIブルETFはS&P500の暴落により平均上昇値よりも高い上昇値を付けた段階でショートすべき投資先であるので、S&P500が通常の値動きで売り規制されていても特段焦る必要はないと考えております。

投資金は1000円程度から

GMOクリック証券の口座を開設する前に皆さん気にされるのは投資にとても資金を要するという不安です。しかしCFD取引は証拠金取引ですので、必要となる資金は少額で済みます。但し、少額過ぎるとロスカットレートに回すお金を十分では無く、満足な取引は難しくなってしまうことに十分ご注意ください。

これは米国VIブルETF(UVXY)の取引画面です。現在(2019年7月22日)は売り規制が掛けられています。真ん中に必要証拠金575円と書いてありますが、これが最低必要資金です。必要資金の計算方法はBID(売)に書かれている現在の値段にドル円(この時点では107.95円)を掛けた和に対して10%を掛けたものが大体の数字です。

CFD取引は証拠金取引です。証拠金取引というのは証券会社側に担保となる資金を預けることでそれ以上の取引が出来るという仕組みです。500円しか掛かっていませんが、5,000円の取引が出来るというニュアンスで大丈夫です。

5,000円の取引で100円の利益が出れば実際には500円しか自分は用意していないので20%の利回りが出たことに繋がります。反面、損失が出た際には20%も原資が目減りしてしまうことに繋がるので、証拠金取引を行う際には十分に注意して事前に投資戦略を完全構築しなければなりません。

ロスカットレートの設定値

では一体どれぐらいの投資金をロスカットに充てればいいのでしょうか?売り規制の観測が個人的に始まった2017年からUVXYの値動きを調べると以下の様になりました。尚、価格についてはチャートを見て確認しましたが計測ポイントについては目視的に高低差の大きい部分を選択しました。


1234567
安値46.1646.1435.3642.4145230303.2
高値94.8966.0971.56147.15227.95317434.6
差額48.7319.9536.2104.7582.9587131.4
割合105.6%43.2%102.4%247.1%57.2%37.8%43.3%

最も数字が大きいのは7回目の131.4ドルですが、割合が高いのは4回目の247.1%です。平均を取ると約90%がロスカットレートに回すべきお金です。最も安い値段で売ってしまった場合を想定しているので十分かもしれませんが、ロスカットレートに0.01ドルでも抵触してしまうと損失してしまいます。

より安全に対策を講じるとなると、4回目の247.1%よりも更に超えてUVXYに投資する3~4倍程度のお金をロスカットレートに回せば利益獲得率は極めて高いものになるのではないでしょうか?

ただロスカットレートはいつでも変更が可能なので、頻繁に取引ページにログインできる人はとりあえず2倍程度で設定し、自分のロスカットレートに価格が近づいてきた場合は更に伸ばすというのが有効かと思います。

ただ、上記表においてはS&P500が暴落または大きく下落した際に、UVXYが上昇した計測値です。この瞬間を狙うのであればロスカットレートに充てる資金はより少なめで問題ないと思われます。

まとめ

・米国VIブルETFは度々ショート取引の規制が掛かる。

・取引規制は数日~2週間程度で解除される。

・ロスカットレートに0.01ドルでも抵触すると大損する。

・ロスカットレート設定値は、投資金の倍程度が理想。

・青天井なので、ロスカットレートをいくらに設定しても損失確率を0%にすることは出来ない。

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