株式投資

あるものを見るだけで投資スキルが向上する方法

日本の株式市場には日本人だけではなく外国人も数多く取引に参加しています。更に投資で生計を立てている人から副業感覚の方や主婦の方、組織として何千億ときには何兆以上もの資金を扱う方達も参加しています。

しかし株式市場は平等なのでみんな同じルールのもと戦わなけれなりません。数々の戦いに勝ち抜いてきた猛者達と戦場で戦うことになるので裸一貫で勝負に挑むのではなく、ある程度の知識武装は必要不可欠です。

仮に何の知識も習得せずに勝負に挑んで勝ってもそれはビギナーズラックです。長くは続かないでしょう。

空売り比率

日本証券取引所が毎日発表している情報の中に空売り比率が存在します。空売り比率というのは個人投資家と機関投資家’(ヘッジファンド)がどれだけ空売りをしているかを確認できる数値です。

ここで特に注目して欲しいのは価格規制アリの方です。機関投資家がどれだけ空売りしているかが分かるということは今後どれだけ買われるかが分かるということです。

空売りというのは売りから入る取引方法のことで将来的に(概ね6カ月以内)に買い決済する必要があります。つまりいつか必ず買われるということですので空売り比率が高ければ高いほど今後日経平均株価が上昇する可能性が高いことを意味しています。

反対に空売り比率が低い場合は近い将来空売りしてくる可能性が高いことを意味するので日経平均株価の下落に繋がります。この数値は個人投資家も見ているので比率が低くなってくると買いポジションを決済したり様子見姿勢を強めたりするので注意しましょう。

これは当サイトが直近約3ヵ月分をグラフ化したものですが青色のグラフが価格規制あり(機関投資家)の空売り比率です。

当サイトの空売り比率表はこちら

価格規制ありを見る

過去の傾向を見ると2018年10月23日が最も高い50.8%ですがこれは個人投資家の数値を含めた合計比率です。価格規制ありだけでみればこの日は42.6%と過去最高値ではありません。過去データを見ると30%を割り込むようであれば相当低いと言えます。通常は31~37%でこれを超えてくると高水準であると言えます。

2019年1月30日の価格規制アリ数値は41.9%と非常に高い水準にありました。しかし翌日には35.8%にまで落ち込んでいます。1月30日の日経平均株価終値は20,556円でしたが翌日の始値は20,832円と約300円も上昇しています。

また同年2月8日には39.2%と再び高水準まで上昇しており合計比率も高い48.7%ですが翌営業日の同年2月12日の日経平均株価は531円も上昇しています。

戦略に活かすには?

株取引には単純で空売り比率が上昇してきたら日経平均株価の構成銘柄を買ってみるのが1つと先物miniを買うのも1つの手段です。(Largeよりminiの方が刻値が細かい分有利)実際に2019年1月30日にソフトバンク<9984.T>を買って翌営業日に売れば388円も値上がりしていますし、2月8日に買って翌営業日に売れば245円も儲かっています。

また空売り比率が上がってきたタイミングで先に買っておくのも悪くはありません。1月25日の空売り比率は34.6%ですが翌営業日の空売り比率は38.7%にまで急浮上しました。この時点で買って1月31日の終値で売れば449円の値上がり恩恵にあやかれます。

この習慣に慣れればオプション戦略にも応用が可能ですが、オプションは主にMonthlyオプションがメインで1ヶ月後の日経平均株価を予想しなければなりません。そのため先ずは株式市場で経験を積んでから慣れたら先物オプションを買っていくといいでしょう。

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