株式投資

その分散投資って本当に分散できてますか?

分散投資って聞いたことありますか?既に分散投資をしている!って人も多いと思いますが間違った知識のまま分散投資している人も多いんです。つまり分散投資だと思ってたのに分散投資じゃなかった。そんなケースは少なくありません。

ただ投資対象を分ければいい!・・・は間違い

トヨタ自動車と日産自動車、SUBARUといった分散方法だとそれが自動車関連で統一されているので分散投資ではないことが分かります。それでは下記表ではどうでしょう?

企業名業種
富士フイルム化学
日立電気機器
デンソー輸送用機器
菱洋エレクトロ卸売業

ここで100万円のお金を富士フイルム<4901>と日立<6501>、デンソー<6902>、菱洋エレクトロ<8068>に投資しようとしています。今回は業種も客層も違うしこれぞ分散投資だ!と思うかもしれません。しかしこれも分散投資ではありません。これらは全て人工知能(AI)関連の株として注目されている企業です。

AI関連の良いニュースが出れば4社に良い影響が出ますし、悪いニュースが流れてしまえばその逆の現象が起こってしまいます。

この様に株式ごとで分散投資しようと思うと非常に難しいです。ありとあらゆる可能性を考慮して関係しているかどうかを調べる必要があります。銘柄コードを入力してそれらが関連しているかどうかが分かるツールがあれば楽ですがそれも見たことがありません。

カテゴリで分散させる

株式の中で分散させるのではなく、もっと広義の範囲で分散させます。100万円を全て株式に投じるのではなく、20万円を株式に、20万円を現金保有に、20万円を先物に、20万円を為替に、20万円を投資信託に・・・という様に大枠で考えていきます。これが立派な分散投資です。

次に割合が重要です。株式と為替、先物この3つはどれもリスクが高い投資商品ですので、これらに投資金の60%が含まれているのは非常にハイリスキーです。相場が大きく傾けばその損失額は計り知れません。

通常多くても割合は40%程度にしておきましょう。そして1分野での最大枠は20%まで。つまり株式と為替、先物に投資するのであればそれぞれに10万円ずつが理想的です。もしくはいずれかのポジションを逆(売り)で持てばそれも分散投資と言えます。

しかし制度信用取引で空売りする場合、6ヵ月で強制決済されてしまうので中長期保有にはあまり向いていません。空売り手数料も発生しますしそれなりの戦略と知識、経験が必要になってきます。

細分化させる必要性はない

冒頭の様に株式をバラバラに持つ必要は必ずしも大事とは言いません。もちろんバラバラに保有するのも自由です。ですがAI関連株だから~とか、ドローン関連株だった~などという様に細かく気を配る必要もありません。

それこそ自動車株で統一しても問題はありません。最も大事なのは大枠での分散です。

100%投資信託でも良い

全てを投資信託にすることでも分散投資することが可能です。投資信託は様々な商品を組み合わせています。ひと口に投信と言っても株式をメインにしたものや為替を主体としたものなど実に様々です。

そこで投資信託の中で各分野に投資することでも分散投資が可能です。しかしここでのデメリットは元々がそこまで大きな利益を見込めないものなので投資信託100%で分散投資してしまうと利回りは良くて年間数%といったレベルまで落ち込む可能性があります。

「自分で取引するのが面倒だ」とか「相場のことなんて分からない」と言う方には投資信託内での分散投資はオススメ出来ます。

投資信託はあまり儲からないというイメージがあります。これは全てに言えることですが間違った知識のまま売買してしまえば儲かるのも儲かりません。投資信託=悪い運用方法だという概念は捨ててまずはいま売られている投信の価格推移でも見てみてはいかがでしょうか?きっとその概念が覆るでしょう。

最後に

分散投資は非常に大事です。するしないで「もしも」の時の損益が大きく変わってきます。現在株式取引のみしている人や為替取引のみ行っているといった方も1度他の運用方法を試してみてはいかがでしょうか?

当サイトではその幅広い運用方法を無料でご提案することが可能です。どうぞご活用ください!

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