株式投資

米国株への投資がオススメな理由

最近は米国企業への投資が注目されています。著名個人投資家が米国株への投資を検討していると発言したり大手証券会社が米国株の取扱いを始めたりと徐々にインフラ面でも整いつつあります。でもなぜ日本株ではなく、米国株が注目されているのでしょうか?

元々興味はあった

米国株への投資は以前から注目されていました。しかし環境面で直接投資することが叶わず、NYダウの値動きをみて先物の価格予想を当てたり指標としての使い方や米国企業に連動する銘柄への投資などを主に活用してきました。これらは数年前までは一般的で、NYダウの値動きが日経平均株価を左右するのは昔と変わらず今も同じです。

これは日本と中国そしてアメリカの名目GDPをドルベースで換算した際の推移グラフです。名目GDPとは、その国がその年にどれぐらい稼いだかを世界のだれがみても一目で分かるようにしたものです。上の写真の期間は約40年ですが日本はどうでしょう上昇していますが大きな上昇もなくアメリカと中国とで比べるとその差は一目瞭然です。

中国は2005年頃から明らかに角度が変わって急上昇しています。特にアメリカは2008年の恐らくリーマンショック時での下落を除いてはほぼ一直線に右肩上がりです。あのリーマンショックでさえ小幅下落に思えてしまうアメリカの経済発展力と日本の先行き不透明の上がるのか、下がるかが分からない発展力のどちらに投資したいと思いますか?

NYダウは30銘柄で構成されている

日経平均株価は225銘柄で構成されていますが、NYダウは僅か30銘柄で構成されています。NYダウの計算方法は日経平均株価と同様に構成銘柄の株価の合計を除数で割って計算する方法です。そしてこの30社は当然ながら超巨大企業でその経営力は凄まじいものがあります。

株価というのは日米いずれにせよ会社の業績が向上することで上昇する傾向にあります。別の記事で業績企業の株がどうなるのか検証したものがあります。興味があればこちらも合わせてご覧ください。

毎年業績の上がる会社の株価はどうなる?

最新のNYダウ構成銘柄一覧 2019年1月8日現在

AAPLアップルCVXシェブロン
AXPアメリカンエキスプレスDWDPダウデュポン
BAボーイングDISウォルトディズニー
CATキャタピラーGEウォルグリーンブーツアライアンス
CSCOシスコシステムズGSゴールドマンサックスグループ
HDホームデポJPMJPモルガンチェース
IBMアイビーエムKOコカコーラカンパニー
INTCインテルMCDマクドナルド
JNJジョンソンエンドジョンソンMMMスリーエム
MRKメルクUNHユナイテッドヘルスグループ
MSFTマイクロソフトUTXユナイテッドテクノロジーズ
NKEナイキVビザ
PFEファイザーVZベライゾンコミュニケーションズ
PGプロクターアンドギャンブルWMTウォルマートストアーズ
TRVトラベラーズカンパニーズXOMエクソンモービル

これが現在NYダウに構成されている30銘柄です。コカコーラやマクドナルド、ウォルトディズニーなど日本でも馴染みの深い名前がちらほらと見つかると思います。

これはコカコーラの2009年末から2019年頭のチャートです。10年間右肩上がりで安定的であることが分かります。

次にマクドナルドのチャートです。これも右肩上がりです。2015年と2017年には大きく上昇しています。これと時を同じくして日本マクドナルドの2017年12月期の連結決算は純利益が前期の4.5倍で6年ぶりの過去最高を更新しています。

NYダウは10月3日の高値から12月26日の安値で考えると5,515ドルもの大幅な下落がありました。これは米中貿易摩擦やアップル(AAPL)の中国をはじめとする海外での売上が急激に減少していることから第1四半期の売上高が予想を下回りそうだという業績見通しを発表したことが原因です。

しかし他の企業には当然あまり影響がないので企業業績の順調な会社に投資を行うことで高いリターンが得られそうです。それに日経平均株価はNYダウが上昇すれば上昇し、下落すれば下落といった様にとても連動するので米国株に投資することは日経平均株価の上昇の一助になるでしょう。

個別銘柄?先物?

米国株へ投資しようと思ったときに投資先を上記表に書いてある銘柄やS&P500の個別銘柄に投資をすべきか、NYダウまたはS&P500の先物に投資すべきか迷うところがあると思います。

私は迷ったのならばNYダウまたはS&P500の先物を買うと良いと思います。理由は簡単でリーマンショック以降で考えればNYダウを1年以上保有している人のほとんどが利益の恩恵を受けているからです。一方でそれを日経平均先物で試しても損する年も多いです。

▲リーマンショック後の日経平均株価の様子。上昇しているが大きく上昇している期間があるだけで1年ずつ切り取ってみると下落している年も目立つ結果に。

▲一方NYダウは同期間で見ると落ち着いた上昇を見せています。日経平均株価が下落しながら横ばいをキープしている2009年から2012年も上昇しているし、2015年から2016年にかけて発生している大きな下落の時もやや影響は受けつつもすぐに立て直して上昇しています。

2009 2010 2011 2012 2013
NY 1,656 1,124 609 705 3,363
日経 1,310 -359 -1,931 1,989 5,895

2014 2015 2016 2017 2018
NY 1,295 -446 2,360 4,940 -1,435
日経 925 1,312 242 3,683 -3,061

NYはドルベース、日経は円ベース

上記表はNYダウと日経平均株価で1月の始値を12月の終値から引いた結果を表しています。NYダウは2度の下落ですが日経平均は3度下落しています。日経平均株価の下落は大きいですがNYダウは下落する場合、日経平均株価よりも限定的であることも伺えます。

こうした点からみてもNYダウへの投資は魅力的ではないでしょうか?皆さんが何に投資をするのかは皆さんの自由ですが、NYダウのように安定した上昇を続けているのは安心感を感じられるはずです。是非、投資の参考にしてみてください。

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