株主優待で稼ぐ方法

株主優待制度
企業が自社の発行する株を投資家に買ってもらう為に様々な工夫をしています。日々の経営努力はもちろんのこと、配当金を出したり株主優待券を配ることでもその人気を集めています。
自社が定める一定株数以上を保有している投資家にその保有数に応じた優待をプレゼントしています。ユニークなものから高額なものまでありますが特にオススメなのは株価に対してその優待価格の価値が高いものです。
ヴィア・ホールディングス<7918>
焼き鳥の備長扇屋や魚や一丁などの外食サービスを手掛ける企業です。売上高が伸び悩んでいたり純利益の大幅赤字などの影響で株価は2017年の高値から大きく下落しましたが高い優待制度がじわじわと人気を集めています。
2017年3月の純利益が246百万円だったのに対し、2018年3月の純利益は-2,266百万円と大幅赤字を記録。しかし自己資本比率は好調に上昇しておりM&Aやフランチャイズ展開を積極的に拡大させているところから中長期的に見れば業績も上昇し、株価も上昇する可能性は大いにあると思っています。
そしてヴィア・ホールディングス<7918>の株主優待券は100株(71,400円※2018年12月07日時点)で5,000円相当の割引券が貰えます。これはヴィア・ホールディングスが展開している以下の店舗で使用できます!
- 備長扇屋(やきとり居酒屋)
- 大阪下町の味 お好み焼きぼちぼち
- 炭火串焼き専門店の紅とん
- 博多ラーメンの鶴亀堂
- ファミリーステーキハウスの松本
- 中華レストランの双囍亭
- 洋食レストランのオーブン亭
- イタリアンレストランのBELLA BELLA
- 中華レストランの虎包
- ハンバーグ&ステーキレストランのSHANE’S BURG
- 洋食レストランのカプチーナ
- パスタ&デザートのPastel(パステル)
- 刺身居酒屋の一丁
- 食彩厨房いちげん
備長扇屋は全国に329店舗を展開していますし、特に愛知県は多く56店舗もあります。パスタ&デザートのPastelも愛知県内に多く、私も愛知県民ですが馴染み深いはずです!約7万円で5,000円の割引券でしかも500券が10枚と使いやすいのでオススメです!
※2018年12月07日現在
RIZAP<2928>
パーソナルトレーニングジムのパイオニアのライザップですがこれまで順調だった経営成績も2018年11月14日に連結決算を発表しました。最終損益は88億円の大幅赤字でRIZAPの株価は大きく下落。一時1,500円以上あった株価も現在は267円と非常に安いです。
RIZAPは異常なまでの早さでM&Aを進めてきましたが、これを上手く纏められずに損失が出てしまいました。しかしカルビーの松本会長を取締役に迎えた今後の再建に非常に注目です。
こちらも長期的にみれば上昇する可能性は十分にあるでしょう。別の企業例ですがプロレスの人気離れで売上が減っていた新日本プロレスですがブシロードの社長で現在、新日本プロレスのオーナーでもある木谷高明さんが舵を取るとV字回復した事例もあります。
そんなRIZAPは保有株数に応じたポイント付与を行っており、100株で2,000ポイントを最高で16,000株以上の保有で144,000ポイントが貰えます。現在のRIZAPは1株267円なので26,700円で2,000ポイントが貰えます。
このポイントを使うと日用品から洋服、食料品、家電など様々なアイテムと交換ができます。例えば10,000ポイントを使うとBRUNO社のホットプレートが貰えます。
少ないポイントから使用することが可能で、1,000ポイントで麻婆豆腐とエビチリの素が2袋ずつ貰えます。しかもこれは糖質を抑えたダイエット食品なのでオススメです!
更に25,000ポイントでRIZAPの入会金50,000円が半額になる割引チケットが貰えたりとカタログにある商品数はとても多いです。
https://www.rizapgroup.com/stockholders-information2018/
※2018年12月07日現在
キャピタルゲインも狙える
優待制度による利益のみならず株価の上昇による利益にも期待が持てます。例えばRIZAPはこれまでは順調に経営を成功させてきた実績があるので、経営再建の可能性は非常に高いといえます。仮に上場来高値を更新するような上昇に発展すれば投資金が5倍、6倍となる可能性もあるばかりかその分、株主優待券も貰えるので非常にお得です。
他にも様々な企業が株主優待を行っています。月曜から夜ふかしで人気となった桐谷広人さんもこうした株主優待だけを利用して生活していることで話題となりました。優良株主優待制度を取り入れている企業は人気が高く、業績不振でも優待目当てで株価が上昇することもあるので、株価が低迷しているからといって買わないというのは投資判断として必ずしも正しいとは言い切れないと思います。