株式投資

成行注文が通らない?

成行と指値

株を注文する際に必ず選ぶのが「成行」か「指値」ですが、成行注文には寄付注文時に1つ注意点があります。以前、問い合わせで質問を受けたのですが知らないと慌ててしまう可能性もあるので、簡単にはなりますがここでご紹介させていただきます。

まず指値注文は自分が指定する値段での注文が可能ですが、必ず買え(売れ)るわけではありません。いつまで経っても約定せずに注文が失効してしまうことも珍しいことではありません。また成行注文と注文が被ってしまった場合に優先されるのは成行注文者なので後回しにされてしまいます。

一方で成行注文だと自分の指定する値段で売買することは出来ませんが、必ず買え(売れ)ます。また指値注文者よりも優先的なポジションなので注文が被っても成行注文者優先で売買が進んでいきます。ただそれが逆に成行注文のデメリットになることもあり、100円付近で約定するだろうと思って成行注文したら120円で買えてしまった。なんてこともあります。特に板の薄い銘柄での成行注文では思惑よりも大きく離れた値段で約定してしまうことが多いので注意してください。

寄付での注意点

ザラ場(取引時間中)での成行注文では気にする必要はありませんが、寄付の場合に買い成行注文すると買付余力が足りているのに買えないことがあります。寄付での成行注文ではそもそもの話でどの値段から始まるのかが取引開始直前まで分からないのでその日の値幅制限上限一杯分を最低取引金額として要求されます。

この様な場合、テリロジー<3356>は1500円となっているので100株15万円で買うことが可能です。そして買付余力が34万円以上あるので200株(30万円分)買うことが出来ると思ってしまいます。

しかし、価格の下を見てみると、()内に数字が書かれています。

この1,100円~1,900円というのはその日の値幅のことを指しており1番安い値段が1,100円で1番高い値段が1,900円です。可能性として1,900円で寄り付くこともあることから100株1,900円分の買付余力が無いと買うことが出来ません。

ですがこれがザラ場中で価格が1,500円であった場合。更に買付余力が34万円以上もあれば200株の成行注文も約定する可能性は高いです。

もし、前日中の注文で資金余力はあるのに成行注文が通らない!と思った方は買付余力が値幅制限いっぱいの値段で買った場合を想定しても足りているかを見直してみてください。

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