株式投資

GUとGDを利用して稼ぐ!

必ずしも前日の終値から始まるわけではない

ローソク足によるチャートを見ていると、前日の終値よりも安い値段で終値を付けているのに陽線という場合があります。(下図の真ん中ローソク足参照)この現象をGU(ギャップアップ)またはGD(ギャップダウン)と呼びます。

GUとは、前日の終値よりも高い値段で当日の始値を付けた場合に呼びます。例えば前日の終値が100円、当日の始値が110円の場合は10円のGU(ギャップアップ)があった。等と呼ばれます。反対にGDは、前日の終値よりも低い値段で当日の始値を付けた場合です。前日の終値が100円で、当日90円で始まった際には10円のGD(ギャップダウン)が起こった。と言います。

スキャルピングトレーダーやデイトレーダーはGDが怖いので当日のうちに全ポジションを完済させてしまいますが、スイングトレーダーやポジショントレーダーはGUがあるので中長期でポジションを保有するのです。

GUやGDが起こる原因

これらが発生するには理由があります。株式市場は平日の毎朝9時に取引が開始されますが1時間前の8時から当日注文を受付します。この8時から9時の間の1時間は、株の売買は出来ないけど注文が出来る状態です。

注文は成行注文と指値注文いずれも可能ですが、成行注文の場合で買いと売りの成行注文数にある程度の偏りが生まれるとGUまたはGDに繋がります。

例えば、A社の株を成行注文で買いたい人が沢山いて合計10万株分の注文があるもののA社の株を売りたいと思う人が少数で、合計3万株分の売り注文しか出ていない場合、ここに7万株分の間隔があいてしまいます。9時を迎えてもこの間隔が縮まらない場合は時間経過で成行注文が入るのを待つか前日の終値から近い指値注文をどんどん拾っていくことで最初の始値が決まります。つまりここで乖離が生まれるのです。また、このとき買い注文の方が多い状態のことを買い気配が多いとか気配値が高いと言います。

例えば前日の株式市場終了後から当日の株式市場が始まるまでの間で対象となる企業が好材料を発表すればGUになりやすいですし、悪材料を発表すればGDになりやすいです。また板がスカスカな銘柄ほどGU・GDの乖離幅も広いです。

銘柄によっての特徴を見極める

銘柄によってはGU狙いで稼ぎやすい銘柄も少なくない。例えばZOZO<3092>を2015年11月から2018年10月までの期間で月初に買って月末に決済する月決済の方法と年初に買って、年末に決済する年決済の2つの方法で売買した際に年決済だと132,500円の利益が出るが月決済だと-17,040円の損失となる。更に月決済だとこれに手数料も上乗せされるから損失額はかなり大きくなる。

ところがエスエムエス<2175>では、同期間の同検証方法だとZOZO<3092>とは対照的で月決済だと391,300円の利益が出るが年決済だと82,400円の利益しか出ない。これはGUの差でここまで金額が開いていることになる。

しかし、ゴールドウィン<8111>は月決済だと450,500円の利益なのに対し、年決済だと460,000円と大きな差は見られない。ベクトル<6058>も月決済だと130,080円だが年決済だと124,570円と非常に僅差となった。(いずれも最低単元株数で売買した場合)

この様にGUまたはGDしやすい銘柄というのは存在するため、これが起こりやすい銘柄で売買するといいと思います。

GU銘柄の探し方

ギャップアップを利用して稼ぎたい!という方はGU銘柄を積極的に売買していくといいでしょう。検索エンジンに「GU株」と入力するだけでも様々な銘柄が出てきます。ただしこれは当日のギャップ率を取ったもので今後もGUするというものではありません。

GU銘柄で売買する株を見つけるよりもまずは上昇する銘柄を探してその中から過去の値動きをみてGUしやすいかどうかを調べるのが良い方法だと思います。

私はGU株で売買する銘柄を調べて売買した経験がありますが、やはりギャップは毎回起こるわけではないので、損失が出てしまった過去があります。しかし上昇する銘柄から探すことで利益に変えた経験もあるので、こちらの方法がオススメです!

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