株式投資

買うのを避けるべき株の明確なる違いとは

買い板を見よう!

これはスキャルピングやデイトレードにはとても大事なことですが、中長期投資であってもとても重要で、絶対に意識するべき必要があることだと思っています。株を買う場合にチャートや値段を見ますがそれとセットで買い板を必ず見る習慣を身に付けましょう。

これは各値段にどれだけの注文数が入っていて、どれだけの人が待ち構えているかが分かるもので多くの証券ツールで提供されています。上の画像では9,653円に600株分の買い注文が入っていますがこの600株を注文しているのは全体で4人いるということです。1人が300株、あとの3人が100株ずつかもしれませんし、2人が200株で後の2人が100株ずつかもしれません。(そこまでは分からない)

残念なことに株式市場では見せ玉がたまに行われています。見せ玉は違法行為なので、やってはいけないはずですが、アルゴがやっているのだと勝手に落とし込んでいます。(真相は分かりません)

例えばの話、件数が1なのに明らかに他とは別格の注文数が入ればそれは見せ玉でいざというときに注文を取り消す可能性があるのです。これが見せ玉かどうかはわかりませんが、上記の買い板でも件数が同じ10なのに、9,652円では1,600株の注文がありますがすぐ下の9,651円では11,500株も注文が入っています。もう一度言いますが、件数は同じです。更に1つ下を見ると、9,650円では28,500株の注文が入っていますが、件数は87です。

この3つをみると、9,651円に入っている注文は若干の違和感を覚えると思います。但しこれが投資家なのかアルゴなのかそれを調べる術はありません。

ただ見せ玉だった場合を想定しましょう。見せ玉だった場合、自分が「後ろに数万の買い注文があるから100株買ってみよう!」と思っても買った途端に数万の買い注文が取消されてしまえば大きく下落する可能性もあります。

買ってすぐの下落はあんまり心地よいものではないので、買う前に周辺の状況を見てどういう人がどれくらい注文しているのか考えてから発注すると成績は向上してくるはずです。

スカスカな板にも要注意

上記の様な買い板の状況を”スカスカ”と呼んでいます。先ほどのソフトバンクと決定的に違うのは注文量の少なさです。現値が1,737円なのにその下の1,734円に売り注文が出ています。これは注文量・取引量の少ない銘柄によく起こるもので、つまり買い手がいないのです。

ずっと下をみていくと

1,707円に100株だけ買い注文がありました。現値よりも30ティック下に買い注文があるのです。こうなってしまうと1,737円に指値で決済注文を出してもなかなか売れません。ましてその際の注文量が1,000株や2,000株となると突如として大きな売り注文が出ることから買い注文の取消しラッシュが起こり大きく株価が下がる可能性があるのです。

そこで成行で注文しても、結局買い注文数が少ないので、大きく下で売ることになってしまいます。ですので指値にしろ成行にしろこういったスカスカな状態で売るのはとても危険なのです。もしもスカスカな板の状態で大きなポジションを売りたい場合は何度かに分けて売るか、寄付の成行か大引けの成行で決済するとまだダメージは少ないかもしれません。

狙うのは板が厚い株

スカスカな株を狙うと買ったはいいけど売れない状態になることがあります。そこで狙うのは板が厚い株です。厚ければ厚いほど好ましいですが、何億、何十億クラスで無ければほどほどにした方がいいでしょう。

上記の様な価格の安い株のことを低位株と言います。低位株の場合、多くは板が厚い場合が多くて値動きもしっかりと安定しています。こういった株だと大きく上昇することも珍しいですが、大きく下落することもまた珍しい為、大損する可能性が低い点がメリットです。

買い注文も多いので、1度に2,000、3,000株を発注してもあまり影響はありません。影響が少ないので売るときにも指値では自分の売りたい値段で売れることが多く、成行でも大きく値崩れすることは少ないといえます。

ただあまり値段を落とし過ぎると全く値動きが無いので、200~500円の価格帯がオススメです。

ランドだと1日の値動きが1円です。100万~1,000万株単位で注文が入っているのでとても安心感がありますが、厚すぎて逆に動き難くなっていますね。

ランドは5年チャートを見ても分かる通りほとんど値動きがありません。この5年間の最安値は10円で最高値は31円と21円しか幅がありません。非常に安心感はありますが、この株で大きく儲けよう!資産を運用しよう!と思ったら今のこの相当安い時期に何十万単位で株を仕込む必要がありそうです。もちろん、今後上昇する確証はランドに限らずどの銘柄にもありませんが・・・。

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