株式投資

インデックスを見てから株を売買すべき

インデックスとは?

各指数のことです。投資信託などで言われるインデックス運用というのは指数を連動させた運用プランのことを言う場合が多いです。これらインデックスを見ることは投資信託のみならず株の短期~中長期売買における収益アップや安心感にも繋がるため株を売買する前に必ず確認する癖を付けておくといいです。

主要国内指数

ひと口に指数(インデックス)といってもその数はとても多く、主要国内指数だけでも56種類もあります。これら56種類の固有名称を全て覚える必要はありませんが、56種類の指数があるということだけは頭に入れておく必要があります。

この56種類でも特に代表されTVの報道などでも取り上げられるものが以下の2種類です。これらは為替と一緒に報道されることがあります。

日経平均

日経平均株価の略で日経225と呼ばれることもあります。東証一部上場企業の中でも更に精鋭のトップ225社の価格の上下で日経平均が決まります。即ち、日経平均という指数を動かすには日経平均株価を構成している225社の株が値動きする必要があります。

これら225社の価格の平均価格が日経平均株価に変わるわけですが、225社それぞれにみなし値が付いておりこのみなし値の数値が高い銘柄ほど日経平均株価に与える影響も高いです。そしてみなし値を100%に直した値のことを構成率と呼びます。

この構成率が最も高いのはファーストリテイリングで2018年12月4日現在の構成率は9.55%です。つまりファーストリテイリングの株価の値動きが日経平均に約1割の影響を与えていることとなります。一方で、東京電力や双日の構成率は同じ日においては構成率が0.01%と低いので影響力は少ないです。

構成率トップ10の数値を全て足すと33.43%となり3割以上を動かすことになります。しかし突出しているファーストリテイリングはたったの1割でも日経平均とほとんど似た値動きをしています。

TOPIX

東証株価指数の略称です。私は日経平均株価よりもTOPIXの方が日本の経済指標として有効だと思っています。TOPIXは東証一部上場企業の株価が全て入っています。つまり日経平均に構成されている225社も入っているのでより広義に見た日本の株価といえます。

東証一部上場企業といえば誰もが認める大企業です。日本の大企業全社の平均を表している為、報道では日経平均株価と同時にTOPIXの価格も発表があります。尚、東証一部上場企業数は2018年12月4日時点で2,120社(うち2社が外国会社)です。これはJPX(日本取引所グループ)より調べることが可能です。

他の指数をざっとみていきましょう。

JPX日経400

2014年からはじまったもので投資者にとって投資魅力の高い会社トップ400社から構成されています。東証に上場している企業の中からより優秀な400社で構成されているので、興味のある人は構成銘柄を調べてみてください。

※定期的に変わります。

第二部株価指数

東証二部市場に上場されている全497社(うち外国会社が1社)の平均をとったもの。

※構成企業数は2018年12月4日時点

東証マザーズ指数

東証マザーズ指数に上場されている全267社(うち外国会社が1社)の平均をとったもの。

※構成企業数は2018年12月4日時点

東証REIT指数

東京証券取引所に上場されている不動産投資信託の平均をとったもの。時価総額を加重平均する計算式が採用されています。

日経ジャスダック平均

日本経済新聞新聞社が単純平均株価方式により計算した全市場の株価指数のこと

JASDAQスタンダード

JASDAQスタンダード市場に上場する株価を時価総額加重方式で計算したもの。

JASDAQグロース

JASDAQグロース市場に場する株価を時価総額加重方式で計算したもの。

JASDAQ総合

上記3種類のジャスダック指数をまとめたもの。

大型

大型株の指数のこと。

中型

中型株の指数のこと。

小型

小型株の指数のこと。

そして33業種それぞれれの指数も存在します。

例えば上記の場合、日経ジャスダック平均指数だけが上昇しています。他の指数は下落している為、ジャスダック銘柄が値上がりをしていることが一目でわかります。これから株を買おうというときに、下落している株を買うのか上昇途中の株を買うのかでは後者の方が良いことが分かりますね。

ただこれが中長期で株を保有する場合はこれら指数をもっとよく見る必要があります。例えばKlab<3656>を買おうという場合は日経平均株価を見るのではなく、TOPIXを見ます。なぜなら日経平均株価にKlabは採用されていないからです。しかし東証一部企業なのでTOPIXにはKlabが反映されます。そこでTOPIXを見るのです。

こう見ると、全体的には上昇しているものの2018年からは下落傾向にあります。投資の格言には「落ちてくるナイフはつかむな!刺さってから抜け」というものがあるのでここは一端静観して様子を見ようかな?と考えるのが良いでしょう。

これと同時にKlabは情報通信の会社なので、情報通信の全体指数もチェックします。

情報通信も全体的には上昇していますが、2018年は9月までは上昇しており10月に大きく下落している印象を受けます。

TOPIXと情報通信の指数が下落しているので、いまKlabを買うとなるとKlab企業そのものの成績がとても重要になってきます。仮にKlabが好調であっても全体的には下落気味なので指数に圧迫されて下落することも想定されます。

そして最後にKlabのチャートを確認します。

とてもくねくねとした値動きをして落ち着きがありません。しかし10月の情報通信指数やTOPIXの暴落にもあまり大きな影響を受けていない印象を受けますね。このあたりが底値だと考えればこの時点で少し株を仕込んでTOPIXや情報通信指数が上を向いたタイミングで更に買い増し・・といった判断ができるようになります。

どうでしょうか?会社の株を買う前にも会社の業績のみならず指数をチェックすることで安心感や自信が持てるようになってきます。是非、今後の売買活動に役立ててください。

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