株式投資

株式分割と株式併合

株式分割は好材料!

株価は銘柄ごとで様々です。1株100円未満の株もあれば、1株10,000円を超えているものまで様々です。ところが株を売買する場合、通常は100株単位で取引されるため1株10,000円だと最低投資額が100万円も必要となってきます。

※キーエンス<6861>は、2018年11月27日時点で1株61,040円

このキーエンスを買うならば最低でも614万円以上ないと買うことは出来ません。しかし614万円を持っていない人は購入することが出来ません。「この株を買いたい!でもお金が足りない・・」といった層を取り込めるのが株式分割です。

株式分割は読んで字のごとく、いまある株式を分ける作業です。仮に10,000株の発行があれば20,000株、30,000株と増やします。その倍数を今度は現在の株価から除数させます。つまり発行株式総数10,000株で株価が1,000円のものがあった場合、株式分割を行い4分割すると、発行株式総数は40,000株になり、株価は250円に下がります。

既にその株を持っている人の株数も増加します。その株を500株持っていた人は2,000株保有することになります。しかし株価は250円まで下落することで本質的な価格に影響は全くありません。

しかし株が分割し、株価が安くなることでこれまで購入できなかった人が買えるようになることで需要が増えて株価が増加する傾向にあります。

クロス線が重なったローソク足(2018/10/31)に株式分割を発表したヱスビー食品<2805>の株価はその後上昇しています。実際に株価が分割されるのは12月1日のことですが株式分割を好材料として買われたのです。

クロス線が重なったローソク足(2018/10/19)に株式分割を発表したコーア商事ホールディングス<9273>は上昇するも5営業日目に暴落しました。この様に、一瞬の上昇でその後下落することもあるので、注意しましょう。

尚、株式分割する企業があればBuzzBullで発表していきます!

株式併合とは

株式併合は、株式分割とは真逆のことです。発行株式総数を減らすと同時に株価を高くします。上記の例をこちらに例えるならば、発行株式総数10,000株で株価1,000円だった場合で、発行株式総数を5,000株にしたら株価は2,000円に上昇します。

但し、株式併合はあまり見られません。

株式併合すると株価が高くなる他、端株が発生する場合があるなど投資家にとって不都合なことが起こりやすく審査も厳しいです。併合する目的は株価の上昇です。

株価が低迷して300円、200円、100円と下落するとスキャルピングトレーダーの対象株となります。スキャルピングトレーダーは低位株の方がより多くのロットを仕込むことが出来る為、好んで低位株を取引しています。

取引しますが、すぐに売却するために株価が安定して上昇することは珍しいため企業がこういったことを懸念して株式併合をする場合があります。

しかし、前述通りあまり多くはないので株式分割の逆の現象だという程度で問題はないでしょう。

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