株式投資

株に慣れたら短期投資もはじめてみよう

短期投資のススメ

株式投資をはじめてみるとき、保有期間で迷う方も多いはず。証券会社に支払う手数料は売買が成立した際に発生する為、なるべく回数を重ねたくないでしょう。松井証券や楽天証券、SBI証券などは、デイトレーダー向けの1日定額コースも用意していますが、そこまで頻繁にも売買できない。ではどうしたらいいのでしょうか?

結論から言うと、両方共やってみるのが正解です。自分であれこれ考えるのが苦手だという方や怖くて自分では決められないという方は、まず投資信託やニトリ、ドンキホーテなどの増益企業株を長期目線で購入してみるといいでしょう。毎年業績の上がる会社の株価はどうなる?では、増益企業の株価推移を検証した結果を掲載していますが、対象企業30社中11社の株価は過去5年間毎年上昇していることが分かりました。年始に買って、年末に売るだけで利益が出ていたのです。

この様に、毎年業績の向上している企業の株価は増益が継続すれば上昇する可能性が高いです。ただ増益は確実では無い為、増益が止まってしまった場合や減益してしまうと株価は下がる確率が高いといえます。そういった心配もしたくない方は、投資信託のインデックス投資などがオススメです。

この様な長期投資のメリットは、安全性が高いことです。絶対に安全といったものはありませんが、なるべく高いものがいいでしょう。バンジージャンプをする際に、命綱をワイヤーにして更に下には大型のクッションを置いて…と、万全を期しても飛んでいる最中に強風に煽られて大型のクッション外に落ちてしまう可能性も0%では無いでしょう。

長期投資≠絶対安全

但し、長期投資だから安全性が高いかと言われるとそうでもありません。何も考えずにただ購入して5年保有した結果マイナスになってしまったという話も少なくありません。ただ長期保有すれば安全というのは大きな間違い。

そこには明確な理由に基づいて運用すべきなのです。

5年放置した結果、この様な値動きだったらどうでしょうか?購入後直ぐに含み益となりましたがすぐに急落。その後も乱高下を繰り返すも結局、投資した当初よりも僅かに上がった程度です。これを果たして長期投資というのでしょうか?一時は半分にまで落ち込んだ株価を見て、安全だと言えるのでしょうか?

長期投資をする場合は、短期投資に比べて特に企業業績や成長性、日本経済の今後の動向など様々なことを調べていく必要があります。ここで注意が必要なのは、いま流行っている企業は短期投資にすべきです。

例えば、新しいダイエットが流行して関連する企業の株価が上がっても、そのダイエットが1年後も2年後も流行しているとは限りません。何か問題を起こせばすぐに人は離れていきますし、忘れて去っていく人もいます。またはそれを上回るダイエットが流行する場合もあります。ただRIZAPグループ<2928>の様な、これまでに無かったサービスで一世を風靡するような場合は、株価は膨れ上がる傾向にあります。

筆者もRIZAPを体験しましたが、さすが短期間ダイエットのパイオニアともいえるサービスでお腹の肉は無くなりました。

短期投資は流れに乗るだけ

多くの研究データや戦略を必要とする長期投資に比べて短期投資は流行に乗るだけなので、長期投資に比べれば簡単です。例えるならば今年流行するファッションを様々なところにアンテナを張って先取りするのが長期投資ですが、短期投資は、流行して周囲がそのファッションに身を包み出した頃に真似をすればいいのです。気付くのが遅すぎて、流行が終わった頃にそのファッションを真似することや流行が終わっても着続けなければいいのです。

ですので、短期投資には日経平均株価の細かな動向や企業業績を調べる必要はあまりありません。著名個人投資家で億の資産を築いたハンドルネームBNFさんも取材に対して、「企業のPERやPBRは見ない。」と断言したことからも短期投資に必要な条件ではないことが分かります。

短期投資はデイトレードでもスイングトレードでも頻繁に売買することから長期投資に比べて多くの時間を必要とします。多くの時間を必要とする為、忙しい方には向いていないかもしれませんが、移動の隙間時間や就寝前でも買い注文は入れることが出来ます。長期投資に慣れたら、少ない金額から短期投資を始めてみるのもオススメです。

オススメは両方

筆者のオススメは長期投資と短期投資を同時に行うことです。理想は長期投資で得ることが出来た利益を短期投資に回すことです。例え損失が出ても、長期投資で得た利益なので最初の資産を削っているわけではありません。

また長期投資でも投資信託と増益企業株の2つをこれも行いながら、更に為替や外国株など多方面で投資をすることでリスクは分散されます。短期投資でもスイングトレードとして数週間~数ヶ月スパンでの売買に加え1日で売買を完結させるデイトレードを取り入れるなど。ここまできたらプロの投資家です。

すぐにこれが出来る人はほとんどいませんが、長期投資でまずは勉強してみてはいかがでしょうか。

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