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EB債を提案する証券マンは無能

貴方はEB債を提案されたことはありますか?EB債は条件が良いように見えて非常に難易度が高く、リスキーな商品です。その仕組みと全容を理解した上で契約を判断するといいでしょう。

目次

  1. EB債の勝率は極めて高い
  2. EB債の損失ダメージは核爆弾級
  3. EB債を買うなら組み入れ株を買おう
  4. 基本的にノックインはしない
  5. 証券マンのメリットがこんなにもある
  6. EB債を単一で提案する証券マンは無能

EB債の勝率は極めて高い

あなたは証券マンから、この様に提案を受けてはいませんか?「今まで損失が出たことはない。だから多くの方が選ばれています。」といった提案を受けているのではないでしょうか?それもそのはず。そもそもそのEB債で損失が出ていればそのEB債はもう無いのです。

あと、EB債って基本的に損はしないんです。でも、損しないからこそ普通に買った方がいいと思っています。

EB債の損失ダメージは核爆弾級

少し表現は悪いですが、損失時のダメージは凄まじいものになります。EB債を購入し、ノックインした場合のことを想定してみてください。大半は半分以上の資金が消失する仕組みになっていると思います。これ、実際にEB債の中に入っている金融商品を買っていた場合の損失と比較すると、普通に組み入れ商品を買った方がダメージが少ないことが殆どです。

EB債を買うなら組み入れ株を買おう

それではEB債に組み込まれている金融商品(大体は米株であることが多い)を買う場合、どうなるでしょうか?ご自身で計算してみるといいですが、普通にその株を買った方が儲かっていますよ。

つまり、上昇しても普通に買った方が得。下落しても普通に買ってた方が得なんです。分かりますか?どこにEB債のメリットがあるのでしょうか??

基本的にノックインはしない

EB債は基本ノックインしません。証券マンもトラブルは避けたいので極力損をしない安牌を狙ってきています。ただEB債は回転売買が基本(年3~4回)ここにカラクリは潜んでいます。

証券マンのメリットがこんなにもある

あなたの提案されているEB債の利回りは存じ上げませんが、年利10%位のEB債だと証券マンに入る手数料は4~6%にも及びます。そして証券会社に入る手数料は2%位ですね。つまり本当は年利18%くらい出ている中でリスクだけを背負った投資家が半分か65%程度しか貰えないのです。

一方、株の場合は手数料が少ないので、株で買われてしまうと投資家の得られるリターンは上がりますが、証券マンが得るリターンは激減してしまいます。(だいたいEB債の1/3くらいまで減る)

つまり、EB債を提案する証券マンの裏には、自分の懐しか考えていない場合が多いのです。

いいですか?

上昇しても下落しても利が多いのは提案者(証券マンまたはIFA)という話です。

EB債を単一で提案する証券マンは無能

これは本当にそうだと思っています。EB債だけを投資家に提案している証券マンやIFAをよく見ますが私はゴミだと思っています。利益相反行為とも言えるので、投資家からEB債だけを購入したい旨の相談を受けてそれに応える形であればまだしも、あたかも美味しい話の様にEB債を提案して契約させようとする証券マンは無能と呼ばざるを得ません。無能というかゴミというか、悪魔ですね。

とはいえ私はEB債そのものは否定していません。EB債のメリットはやはり利益の見通しが立ちやすいところにあるので、年利6~8%程度のEB債を組んで、その利益の範疇でよりハイリスク・ハイリターンな金融商品に投資する。あるいはそもそも全部溶けてもいい資金でEB債を購入し、遊んでみる。証券マンを応援してみる。こういうのもアリだと思います。

ただやはり私も元証券マンだったので、その立場から言うと、ポートフォリオの中に1つの金融商品としてEB債を組み込んで提案する行為は証券道として正しいと思います。ですが、EB債だけに余裕資金のほとんどを突っ込む様に提案するのはやはり無能でしょう。

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