原油

【第3章】原油は売りから入れば儲かる?

よーしデモ口座も開設出来たし早速取引してみたいな!ところで原油は買った方がいいの?売った方がいいの?

ド直球な質問だな・・。どっちに動くかはその時々によって違うが、原油事情を背景に考えれば今後も下落する可能性が高いぞ!

よーし!売るぞー!(どーん)

出典:GMOクリック証券株式会社「デモ取引ページ」

※GMOクリック証券のデモトレード画面です。

CFD口座では最初に買いからではなく、売りからはじめることも可能です。売りから入ると銘柄項目にはのマークが付きます。(買った場合は赤くのマークが付きます)デモトレードでは運用資金を最大で1,000万円まで設定することが可能です。

1・・1,000万円ではじめたんだな・・・

うん!!1,000万円もお金無いけどデモトレードだからいいかなって思って

でも原油を売ったのは20枚ってことは約5万円分じゃん

うん・・・。売買は実際に入れたときのお金に見合う数にしようと思って・・

出典:GMOクリック証券株式会社「デモ取引ページ」

※これもGMOクリック証券のデモトレード画面です。(画像上部)
※右側が現在の損益(画像右側の真ん中)

わぁ!5分足らずで6,000円も利益が出た

うむ。なかなかいいセンスだな

開設してすぐ売っただけだけどね・・

原油

△米国30の日足チャート <期間:2018/10/4~2019/1/2>

原油は2018年10月4日から現在(2019年1月2日)まで右肩下がりを続けています。これはNYダウの下落がはじめた時期と重なっています。ただこの日は米国市場も休場です。しかし下落している理由はタイトオイルや原油価格の下落がもたらす効果が背景にあります。

タイトオイルとは?タイトオイルは原油取引には欠かせない重要な知識!

本当だね・・アメリカがお休みなのになんで反応しているの?

うむ。この日は為替や米国VIに反応したと思われるが原油にはトランプ大統領の発言やOPECが肝だぞ

トランプ大統領の発言

トランプ大統領はたびたび原油価格について言及しています。それは原油価格を下げたいという発言が多く、このことからもアメリカは原油価格を下げたい思いが強いと思われます。

アメリカは原油に代わるタイトオイルが豊富なので原油価格を下げたい気持ちがある。

OPECの発言

OPECもトランプ大統領ほどではありませんが原油についての発表を度々発信しています。それは原油を増産または減産するというもので、増産であれば原油量が増加することで価格は下落し、減産であれば原油量が減るので価格は上昇します。

OPECに加盟している原油輸出国は原油価格を上げたい気持ちの方が強いものの減産しすぎることでトラブルも起きてしまうことから調整している印象を受けます。以前、OPECが減産する旨を発表した際にトランプ大統領が減産しないよう要請したことがありました。

アメリカの価格を下げたい気持ちOPECの価格を上げたい気持ち原油価格を揺らしているんだね

そういうことだ

でもOPECって14ヵ国からできている組織なのにアメリカ1つの発言に左右されちゃうの?

アメリカはお得意様なんだよ。下の表を見てほしい


順位 国名 消費量(バレル/日量)
1位 アメリカ 19,880,000
2位 中国 12,799,000
3位 インド 4,690,000
4位 日本 3,988,000
5位 サウジアラビア 3,918,000

1日あたりに石油を消費する量が多い国ランキング(2017年度版)です。1位がアメリカなのと3位のインドや4位日本の量と比べると圧倒的に多いことが分かります。輸出国にとって最も大事にしたい国がアメリカであることが伺えます。

なるほど。だから強い姿勢になかなか出られないんだね・・・

OPECは原油価格が下がれば下がるほど、自国の利益が少なくなってしまいます。その場合、OPECは石油の生産量を減産させることで価値を高め価格を上昇しようと試みます。その際にアメリカ側で特に動きが見られなければ買いを仕掛けるのも手の1つです。

おぉ、さっき売った原油の利益がもう1万円も出たよ!

出典:GMOクリック証券株式会社「デモ取引ページ」

バーチャルだけどな!!(どーん)

でも5万円1万円の利益ってすごいなあ~。たった数十分で20%以上の利回りが出たんだもんね

そう。これがCFDの魅力の1つだな。少ない資金で大きな利益が得られる!思惑が外れちまうと損しちまうが、発注数を減らすことで見込損益の調整は可能なわけだし、レバレッジが高い方がメリットは大きいとオレは思うな!

デモトレードではありますが、本記事を執筆する間に発生した利益を添付いたしました。

◇原油取引に役立つ知識◇

原油取引のキーポイント「タイトオイル」

原油投資に必要不可欠なOPECの影響力とは

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