原油

【第1章】原油を取引してみよう!

キャラクター紹介

原油を蒸留する際に生まれた原油魔人のオイリー。原油の歴史を80年代から見てきたアラフォー。趣味はドラム缶磨き、特技は爆発。ピー助に原油取引と原油について解説してくれるらしいが・・・。

株式投資歴2年の新米投資家のピー助。新たに投資先を開拓すべく最近CFDに興味を持ったが情報が少なく途方に暮れていたところ、何気なく落ちていたドラム缶をこすってみたら出てきたオイリーから原油のイロハを学ぼうと教えを申し込んだ。

うわドラム缶からガソリンが漏れちゃった!

いやオレは原油魔人のオイリーさ。君が原油取引について学びたい心がオレを生んだのさ

原油魔人??オイラは夢でも見ているのかなぁ・・

夢なんかじゃないさ!君の名前は?

オイラはピー助って言うんだ。オイリーは原油トレードについて知っているの?

もちろん。今のうちから原油に目を付けるなんてなかなか先見の明があるぞ!

え?原油取引って有名じゃないの?

もちろん有名だが国内じゃまだまだ一般的ではないんだ。原油について学ぶ気持ちがあるならついてきたまえ!

お、おねがいします!(なんだか偉そうな魔人だ・・)

原油とは

そういえばさっきオレのことをガソリンって言ったけど、ガソリンと原油は違うぞ?

え?そうなの?

ガソリンや灯油の素が原油で採掘したての状態のことを言います。原油を蒸留し精製することでガソリンや灯油を作り出すことが可能です。

うーん・・。知らなかった。

原油取引する前に原油についての知識は非常に大事だ。これは後に紹介するとしてとりあえず取引の魅力からざっくりと説明していこう。

原油価格推移

△原油 月足チャート <1990年1月~2018年12月>

歴史

原油の歴史は古くGMOクリック証券の原油チャートでは最大まで広げて1990年1月からその値動きを確認することが出来ます。しかしWTI原油先物チャートでは1983年頃から原油取引があったことを確認することが出来ます。この様に歴史は意外と古いことが分かります。

WTI原油先物とは?

値動きについて

上記チャートをご覧頂く通りとてもシンプルな値動きになっています。上がるときは上がり、下がるときは下がる値動きをしているのが分かります。そしてある日を境に暴落していることも伺えますが、このある日以前は約10年間ほぼ右肩上がりの値動きでした。そして、その後は主に下落していることが確認できます。これも期間は今日に至るまで約10年です。

値動きがとても単純だったので、当初はこの値動きだけを見て取引していました。初トレードの日から継続的に利益を重ねることが出来ました。そうしていくうちに徐々に原油についてもっと知りたくなったのです。そこで原油の歴史や現在の原油事情について勉強していくことで上昇理由や下落原因が分かるようになりました。つまり取引の質が向上したのです。

なるほど・・・。取引には原油に関する知識も必要なんだね!

うむ。一見不要と思われがちだが、情報は多い方がいい。株式投資でもチャートだけで取引するよりも企業業績とか決算、IRなどの情報から得られる利益もあるだろう?それと同じことさ。

リーマンショック以降は下降トレンド

△ 原油 月足チャート <1990年1月~2018年12月>

既に気付いた方も多いと思いますが、ある日とはリーマンショックのことです。リーマンショック前までは右肩上がりに上昇し続けていました。1998年から2008年の約10年間も大きな下落が無く上昇し続けました。そしてリーマンショック後に急落したのです。

しかしどうでしょうか?リーマンショックから既に10年が経過しているのにも関わらず、未だに上昇に転じず下落を続けています。私はこれを疑問に思い原油の勉強を始めました。その原因は後半の章で詳しく説明しています。

はぁー・・なるほど。ってことは売れば儲かるってわけだね?

売れば必ず儲かるわけではないが原油事情を背景に考えると、売れば利益になる可能性は高い。

これはある期間の原油チャートを1時間足で表示したものですが、基本的には下降しているのが分かります。そして上昇にしろ下落にしろ1度その状態が起こればしばらく継続することやその角度もしっかりとしています。「上がるときは上がる。」「下がるときは下がる。」傾向にあります。

米国30との関係性

△ 左:米国30価格、右:原油価格

米国30はNYダウのことで日本で言うところの日経平均株価です。原油はNYダウととてもよく似た値動きをしています。結論から言うとNYダウと原油はよく似た値動きをします。そしてNYダウが大きく下落すると原油価格も大きく下落する可能性が高いんです。

これには原油市場とアメリカ経済との関係性が関連しています。米国経済を好調にするには原油価格の下落が必要であることや米国経済が失速することで原油消費量が低下。原油の量が溢れ価格が下落するんです。

→ 詳しくはタイトオイルについてまとめたものがありますので、こちらをご確認ください。

わー!どっちも下げるの?でも原油価格って上昇している時もあるけど、これは何なの?

△原油 月足チャート <1990年1月~2018年12月>

うむ。これはOPECが関係しているんだ。

おぺっく?なにそれ?

一言でいうと原油においてめちゃくちゃ大事な組織だ

OPECについてはコチラ

原油取引は結構儲かる

そういえば原油取引ってどれくらい儲かるの?

かなり儲かる。5,000円あれば満足のいく取引が出来るし、5,000円でも十分稼げる。

原油取引は証拠金取引でレバレッジは20倍にもなる。信用取引が約3倍だからそれと比べれば、とてつもなくハイレバだといえるな。(GMOクリック証券の場合)

20倍ってことは5,000円でも10万円分の取引をするようなものだね!すごいなあ

上記は原油を3万円を元手に取引した際の取引履歴をスクリーンショットしたものです。取引数量は10枚です。1枚はだいたい約2,600円ですので(2019年1月1日時の価格の場合)約26,000円を使って売買した結果、合計損益は25,514円とほぼ投資資金と同等の金額を1時間足らずで稼ぐことに成功しました。

この様に投資金以上のリターンが見込める反面、それと同等のリスクも考えなくてはいけません。しかしCFDにはロスカットレートの設定があるので投資金以上の損失は発生しません。

結構儲かったんだね・・・。うらやましい。

うむ。これは序盤の取引でその後はもっとすごいけどな。ただ上にも書いてあるがレバレッジが高く儲かるということはそれだけ損することもあるから取引には十分注意して慎重にな!

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