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GFA株式会社<8783>の企業分析まとめ

GFAの事業内容

HPを見てみるところGFAは不動産事業を行う企業をメイン顧客としているようです。そして主軸となる事業ではファイナンシャル・アドバイザリー事業と投融資事業の2つの金融事業を行っていると書かれているところから不動産事業を経営する企業に金融サービスを提供している会社であることが分かります。

GFAの事業を大きく2つに分けると以下の通りになります。

  • ファイナンシャルアドバイザリー事業
  • 不動産投融資事業

それぞれをみていきたいと思います。

ファイナンシャルアドバイザリー事業

不動産関連に関する投資やM&A、資金調達、更にはアドバイスまで幅広く行う事業の様です。これら事業の中に4つに細分化された業務がありこれらをまとめてファイナンシャルアドバイザリー事業と呼ばれています。

ファイナンシャルアレジメント業務

創業当時から実施している業務で資金調達を行っているようです。驚きなのが法人限定ではなく、個人にも対応していることと、スキームの策定からクロージングまで一貫して対応できているところです。

設立が2002年1月8日ということで16年以上もこの業務を行っているとなると完全にプロフェッショナルで信頼感があります。同社がこの業務内容を1番上に置いているのも自信の表れなのではないでしょうか?

M&Aアドバイザリー業務

国内外企業の買収から売却、合併、合弁、戦略的資本、業務提携に至るまでM&Aに関する様々なアドバイスを行っているようです!M&A事業を行う会社は少なくないですが、上場している企業とあれば安心して任せられそうです。特に不動産関連には強い印象を受けます。

ストラクチャリング業務

お客様が不動産への投資や不動産の保有、または不動産開発を行う際にGFAにてノンリコース・ローンなどを活用したストラクチャード・ファイナンスのスキームを考案してくれます。ノンリコース・ローンとは、ローン等の返済に対する責任範囲を限定する融資方式のことを言います。

ファイナンス業務

不動産購入以外にも様々な分野での資金調達を実現させたファイナンシャルアドバイザリー事業を行っているようです!

不動産投融資事業

賃貸事業

不動産の中長期投資を提供する業務内容の様です。

売買・仲介事業

価値の落ちている不動産を見つけてその課題点を解決することで価値を向上させ、差額で収益をあげる事業だと思います。その他にも事業者や個人の顧客に対して不動産売却や取得のアドバイスを行っています。

地方創生

GFAのキャリアを生かして、地方に眠っている空き家の問題点を解決します。

不動産担保ローン

販売用不動産の売買を手掛ける不動産事業者を対象に、その仕入資金を提供しています。

財務分析

続いては企業が公表している貸借対照表や業績から将来性を見ていきます。この記事は2018年12月7日に作成したもので、現時点での業績とは異なる場合がありますので予めご了承ください。

自己資本比率について

GFAの自己資本比率ですが、57%もありました!これはとても多くて非常に安定した数字です。GFAは金融業なので比較としては少しずれますが、金融業と保険業を除く全産業の自己資本比率平均は41.7%(平成29年度)というのを見ると、とても多い印象を受けます。

しかし純資産の部に計上されている利益剰余金の金額は△268,591千円とあります。利益剰余金のマイナス状態が続くと自己資本比率も下がってしまうので自己資本比率と利益剰余金の数字は今後も注目していきたいところです。

各勘定科目について

売掛金の数字は売上の数字と比較しても正常で特に返済が滞っている印象は受けませんでした。また役員貸付金も無いことから飲食などに資金を使わずに正常な経営活動をしていることが分かります。つまりお金に対してしっかりとした意識を持った会社です!

GFAの株価について

2018年12月7日現在のGFAの株価は405円を付けています。2017年前半までは上昇していた同社ですが、2017年後半から失速し、一時1.334円を付けていた頃と比べると3分の1以下にまで落ち込んでしまいました。

これのはっきりとした原因は定かではありません。業績ですが、大きく赤字を出していた平成27年度の時期の株価を見てもしっかりとした上昇を見せています。その後、黒字化したことにより大きく上昇をしていますが、平成29年度は再び大きく赤字を記録。株価も下落をはじめました。

これを見ると27年の業績赤字の時点ではGFAに期待はあったものの黒字を継続できなかったことを理由に投資家達が売りを行った可能性があると思います。

同社の財務ハイライトでは、平成30年3月期より連結ベースでの開示となっており、営業収益、経常利益、当期純利益、1株当たり当期純利益の数字が大きく上昇しています。この状態を維持しつつ、毎期上昇することが成功すれば株価は再び上昇するのではないでしょうか?

今後のGFAに期待です!

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