先物オプション,詳しく学ぶ

先物オプション取引で追証を回避できないと口座凍結されてしまう!?

本記事では先物オプション最大のペナルティとも呼べる追証について解説してあります。追証になってから追証のことを勉強しても時間的に手遅れです。先物オプション口座を開設する前にも各証券会社が十分、注意喚起していますが、分かり難い点も多いと思うのでこの記事で完結させてください。

本記事で学べる内容

➢ 追証って何?追証が分かる!

追証を回避しないとどうなる?

➢ 追証にならない為の対策が分かる!

この記事を読もうとしている方は先物取引やオプション取引の経験が全く無いか少ない方だと思います。追証は誰しもが体験したことのあるペナルティであり、先物系トレーダーにとって最大の恐怖です。しっかりと学んでご自身の投資に活かして頂きたく思います。

著者Profile

大学を卒業後、金融機関の金融ディーラー職として採用。現物株から先物オプションまで幅広い金融商品を取扱い1日の運用金額は10億円を超える。その後は大手ネット証券に転職し、富裕層コンサルティングを担当。2018年に退職し、BuzzBullを開設。自身も先物トレードを行いながら生計を立てる兼業投資家。

追証って何??

追証(おいしょう)とは、追加保証金の略称です。先物取引やオプション取引は証拠金と呼ばれる担保金を証券会社に預けて売買を行います。この証拠金の金額は銘柄毎に決められており、また日々変動します。

証拠金についてはコチラで詳しく解説しています。

証拠金の金額が変動することでこれまで想定していた許容範囲を超えることで追証が発生してしまいます。

上記リンクをよく読んでください。証拠金変動理由が分かります。例えばこれまで証拠金が100万円で済んでいたものが突如として500万円まで跳ね上がることだってあるんです。

こうなると証券会社側から差額の400万円を先物オプション口座に入金することを求められます。有効期限は即日です。厳密に言えば15時まで。反映に時間が掛かるので実質13時位までには入金しないと非対応とみなされてしまいます。

400万円以上の大金を常に銀行口座に確保してある方でも即日対応しなければなりません。ネットバンクを持っている方ならエモートで対応できますが、振込上限などがある為、窓口に行かなければならない可能性が高いのです。

平日の朝からお昼までの数時間の間に大金を用意して自身の証券口座に入金しなければならない。かなりキツイですよね?

ですので、まずは追証にならないように資金管理する必要性があります。そしてそれは証拠金について熟知する必要があるんです。

追証を回避しないとどうなる?

特にビジネスマンの方は平日の早い時間帯で自由な時間など限られています。そして多くの方は追証対応できずにペナルティを受けてしまいます。そうです。追証を回避しないと重大なペナルティを受けてしまいます。

追証ペナルティ

建玉の強制決済と先物オプション口座の凍結です。もう先物オプション口座で新規取引が出来なくなってしまいます。これは評価損益に関係ないんです。例え評価益でも追証っていうのは発生してしまいます。

「いま評価益だから追証にならないでしょ?」という質問をよく貰います。評価損益と追証は全く別のものなので分けて考えてください。

尚、入金できても時間に間に合わないと強制決済と新規取引は出来ません。

追証ペナルティ強

入金も間に合わなかった場合、更に大きなペナルティが課せられます。そのペナルティが証券総合口座における現物株の取引と出金も出来なくなってしまいます。

「口座に100万以上のお金がある。」「利益も出ていた。」でも追証対応が出来ないと強制決済される挙句、出金に制限が掛かってしまうんです。

これらはSBI証券の場合ですが、ほとんどの証券会社で同様の対応が敷かれています。十分ご注意ください。

なぜこんなに厳しいか?

信用取引の場合、約3倍の資金で運用が可能ですよね。でも先物の場合は約10倍での取引を可能としているのです。100万円で運用していても1,000万円分の運用と変わりないのです。

900万円は証券会社側が肩代わりしています。もしこれが100万から500万へ5倍にまで証拠金が倍増したら証券会社側からしたら100万円の担保で4900万円もあなたに貸していることになるのです。

証券会社側にとってみればかなりのリスクですよね。1個人に4900万円も貸しているのですから。なので、それに見合う証拠金を預けないと厳しい措置を与えられてしまうんです。

追証にならない為には

優秀な先物トレーダーは追証を迫られることは一切ありません。それは当然、大作を知っているからです。皆様も当日いきなり数百万円も保証金請求されないように気をつけてください。

必要委託証拠金の計算式を覚える

まずはこれを覚えてください。試験ではないので暗記する必要はありません。ノートでも付箋でもいいのでパソコンやスマホの壁紙に設定して意識しておくといいでしょう。上記で紹介した記事に詳しくは掲載されていますが、証拠金を制する者は、先物オプションを制すると言っても過言ではないんです。

無理に建てすぎない

日経225オプションのプットで、原資産価格ATMから5,000円以上OTM側に離すとほとんどの可能性で1枚あたりの証拠金額は5万円程度です。

そこで100万円あるからと20枚も保有すれば間違いなく追証になってしまいます。

推奨したいのは上記計算式です。80%以上の余力維持を目標にしてください。もちろん余力は多ければ多いほど安全です。

筆者は当初、65%以上の余力維持を目指していましたが、これだと1年に1度は追証になってしまいます。

潤沢な資金を常に用意する

これが出来れば1番良いのですが、先物オプション口座における潤沢な資金は億単位の話ですから現実味はありませんね。

個人で220億円を動かす投資界のレジェンドcisさんは2020年2月29日にプットオプション15,000を120円の時に500枚裸売りしています。僅か2週間足らずで6,000万円の利益をその後ちゃんと獲得しています。

さすがに日経平均株価が100円まで下落することは無いと思いますが、仮に100円に下落すると150億円が必要委託証拠金となるわけです。cisさんは220億円あるからこそ500枚もポジションを保有できるのです。(普通は無理なので参考にはなりません)

時間切れとは満期日まで保有したことによる償還を意味しています。つまりこの瞬間、6,000万円を獲得したこととなります。凄すぎますね。

ちなみにですが、15,000プットオプションを500枚保有する為に必要な必要委託証拠金は約1億円です。つまり2週間足らずで60%近い利回りを上げたことになります。これがオプションの魅力の最高潮ですね!

cisさんについてはコチラの記事で詳しく紹介しています。cisさんの生い立ちから手法、更にはよく先出しツイート(cisさんが投資したタイミングでそれを報告すること)をするんですが、その結果の後追いも検証しています。随時更新されていくのでオススメです!

まとめ

最後の潤沢な資金では少し飛んだ話になってしまいましたが、1番大事なのは無理をしすぎないことです。余力80%以上を常に維持することを心掛ければまず大丈夫でしょう。

追証になってしまうと取引停止や出金の停止といった投資家として恥ずべきペナルティを受けます。絶対に追証にならないように注意して先物オプション取引を楽しみましょう。

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